報道発表資料
さらに、中間年である2015年に向けてUNDB-Jの取組を見直すなど活動を充実させるための意見交換が行われました。
■概要
1.日時 平成26年7月10日(木)14:45~17:15
2.場所 三田共用会議所 4階 第4特別会議室 (東京都港区三田二丁目1-8)
3.出席者 別紙の通り
4.議 事
委員会の運営について
平成25年度事業の実施結果について
平成26年度事業の実施計画について
委員からの取組等の紹介
今後の委員会の進め方について
意見交換
石原環境大臣ご挨拶
委員会の様子
■議事のポイント
1.冒頭挨拶
○会議の冒頭、石原環境大臣より、「(UNDB-Jは)生物多様性の利用と保全に関わる多様なセクターが連携するための枠組みとして設立されたもので、世界にも例のない形である」「環境省も事務局として、委員会の活動がより幅広く奥行きの深いものとなるよう、最大限の努力をしていく」等のご挨拶がありました。
○続いて、榊原委員長より、「昨年、多様なセクターが一堂に会する全国ミーティングを"コウノトリの郷"兵庫県豊岡市で開催した」「セクター間や地域における連携の取組をさらに促進するため、新たに2つの団体に委員として加わって頂きたい」等のご挨拶がありました。
2.委員会の運営について
○委員会の活動の裾野を広げ、セクター間や地域における連携の取組をさらに促進するため、以下の2団体を委員として追加することが了承されました。
一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、公益財団法人 山階鳥類研究所
3.平成25年度事業の実施結果について
○平成25年度の事業実施結果について事務局から報告がありました。
<主な事業>
・生物多様性全国ミーティングの開催(11/10 豊岡市)
・生物多様性地域セミナーの開催(7/15熊本県、8/10富山県、1/25 愛媛県)
・UNDB-Jが推奨する連携事業の認定(9月に11事業、3月に12事業)
・UNDB-Jが推薦する「子供向け図書」の選定(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~)
・生物多様性キャラクター応援団の旗揚げ(現在105キャラクターが登録)
4.平成26年度事業の実施計画について
○平成26年度の事業計画案が了承されました。
<主な事業>
・「生物多様性アクション大賞2014」の実施
・「生物多様性の本箱」の普及と東北復興を支援するための寄贈プロジェクトの実施(2箇所)
・UNDB-Jが推奨する連携事業の認定(9月、3月)
・生物多様性全国ミーティングの開催(10/24愛知県豊橋市)
・生物多様性地域セミナーの開催(9月 大分県、11月 北海道、12月大崎市)
・生物多様性出前講座の開催(3回)
5.委員からの取組等の紹介
○各委員からそれぞれの取組等について紹介、情報交換が行われました。
6.今後の委員会の進め方
○中間年に向けて、これまでの取組を評価し、今後の取組を見直すことが了承されました。この一環で行われたアンケートでは、各委員の取組は進んでいるものの委員同士の連携などは十分でないことなどが明らかとなり、今後のさらなる取組の必要性が議論されました。
【参考】
○「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)について
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省はUNDB-Jの事務局を努めています。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
代 表:03-3581-3351
直 通:03-5521-8150
室 長:堀上 勝 (内:6661)
室長補佐:岡野 隆宏 (内:6481)
担 当:小久保 智史 (内:6664)