報道発表資料

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2014年07月07日
  • 再生循環

平成26年度学校給食用牛乳びんの導入支援に向けたモデル事業実施地域の公募について(お知らせ)

びんリユースシステムのさらなる普及・促進を目的に、学校給食におけるびん入り牛乳の導入支援を予定しており、下記のとおり実施団体を募集します。

1.事業の概要及び目的

循環型社会形成推進基本法においてはリデュース・リユースの優先順位がリサイクルよりも上とされており、容器包装の分野においてもこれらの取組を進める必要があります。平成22年度から開催している「我が国におけるびんリユースシステムの在り方に関する検討会」(以下「検討会」)ではリターナブル容器の代表例であるびんのリユースシステム構築を推進するために、びんリユースシステムの現状把握及び課題や成立条件の整理を行いました。
 検討会で得られた知見を活用しつつ、リユースびんのさらなる普及・促進に向けた方策として、学校給食用牛乳びん(以下学乳びん)の導入を検討する自治体(またはそれを支援する団体)の支援を行います。当モデル事業は、学校における環境教育の一環としてリユースの取組を推進するとともに、学乳びんの導入にあたっての課題や成立条件を整理し、リユースシステムの構築に係る情報・経験を広く発信することを目的としています。

2.公募対象事業主体

公募の対象となる事業主体は、学乳びんの継続的かつ自立的な導入を検討している市区町村、または導入に向けた取組において市区町村と連携、支援が可能な団体(活動地域における市区町村において、学乳びんの導入に向けた具体的な提案、支援を行うことが可能な団体)です。既に学校給食において学乳びんを導入している市区町村は対象外となります。

3.公募期間

平成26年7月7日(月)~7月31日(木) (当日必着)

4.支援内容

本公募により採択された事業計画においては、モデル事業を実施する上で必要な経費について、別途、環境省が一般競争入札により選定する事業者に対して事業発注を行います。具体的には、モデル事業の実証主体に対してシステム構築に要する経費(関係者への説明会やアンケート費用など)の一部を負担するとともに、導入に向けた課題や導入のための条件について整理・検討を行います。
 負担額は1件あたり最大で50万円程度を想定しています(採択された件数や実証事業の内容によっては減額の可能性があります。)。ただし、当支援事業は継続的かつ自立的な導入に向けた支援を目的としていることから、学乳びん導入に際する直接的な補助金の支給(たとえば他の容器入り牛乳との差額の補助など)は行いません。また、事業終了後に資産として残る施設整備や購入金額が5万円以上となる備品等の購入等についても対象外とします。

5.選定方法

環境省において、これまでの検討会における議論も踏まえ、びんリユースシステムの構築に係る情報・経験の集積・発信に資するようなデータを収集するとの趣旨から、主体性、自立性、発展性・波及性、関係者との連携といった観点により選定します。

6.応募先及び問い合わせ先

〒100-8975 東京都千代田区霞ヶ関1-2-2
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
担当:大竹、太田
TEL:03-5501-3153(直通) FAX:03-3593-8262

7.その他

詳細は環境省ホームページの公募要領を御参照ください。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
直通:03-5501-3153
代表:03-3581-3351
室長   庄子 真憲 (内線6831)
室長補佐 水信 崇   (内線6822)
担当   太田 英樹 (内線6835)

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