報道発表資料
今年も地球温暖化対策及び節電の取組が重要であることから、「クールビズ」期間を5月1日から10月31日までといたします。
また、日本百貨店協会と連携して、百貨店協会全会員店において5月1日から安全衛生や商品特性に配慮しつつ、冷房温度緩和を行います。
さらに、日本チェーンストア協会では、会員企業において店舗内の空調設定温度の見直しを実施します。
今年は、「クールビズ」を開始してから10周年を迎えます。今や社会に浸透した「クールビズ」を、新しい気候変動キャンペーン「Fun to Share」の活動の中で、今後更に定着・進化させていくことを目指します。
1.概要
・環境省では、地球温暖化対策のため、平成17年の夏から、冷房時の室温を28℃にしてもオフィスで快適に過ごせる、「クールビズ(COOL BIZ)」を提唱してきました。
・近年では企業等における実施率も高まっており、定着してきています(※クールビズの認知率は9割超)。
・今年も引き続き地球温暖化対策及び節電の取組が重要であることから、従来6月から9月までとしていたクールビズ期間を前後1ヶ月ずつ拡大しました (5月1日スタート、10月31日終了)。
・新しい気候変動キャンペーン「Fun to Share」の活動のなかで、「クールビズ」の呼び掛けをしていきます。
2.日本百貨店協会との連携
・日本百貨店協会では、地球温暖化防止及び節電対策に貢献するため、日本百貨店協会の全会員店(84社229店舗)において5月1日から、安全衛生や商品特性に配慮しつつ、冷房温度緩和の取組を実施します(詳細は別紙)。
3.日本チェーンストア協会での取組
・日本チェーンストア協会では、環境対策、節電対策の両面からクールビズに協力し、会員企業において店舗内の空調設定温度の見直しを実施します。お客さまに御理解をいただきながら従業員の夏の軽装の実施や暑さ対策の提案などを通じて、ライフスタイルの変革によるクールビズの周知に取り組みます。
<参 考>気候変動キャンペーン「Fun to Share」とは
1. キャンペーンの概要
[名 称] Fun to Share (ファン・トゥ・シェア)
[スローガン] みんなでシェアして、低炭素社会へ
日本全国・各地域に存在する豊かな低炭素社会づくりにつながる「情報・技術・知恵」を企業・団体、地域、国民一人ひとりがつながってみんなでシェアし、連鎖的に広げていくことで、世界に誇れる日本発の「ライフスタイル・イノベーション」を起こしていくことを目指すキャンペーン。
[参加者]
イノベーター:イノベーションを先導する企業・団体・地域(自治体)
豊かな低炭素社会実現に向けた「情報・技術・知恵」を宣言することで、「Fun to Share」への賛同を表明していただきます。
サポーター:イノベーションに共感する個人
「Fun to Share」の公式WEBサイト等を通じて知っていただいたイノベーターの「情報・技術・知恵」について、SNS等による情報の拡散(いい ね! や シェア等)により、賛同(応援)を表明していただきます。イノベーターの取組に直接協力したり、イベントに参加するだけでも、活動に対する賛同の表明となります。例えば、「クールビズを実践する」、「クールシェアスポットに行く」等は、イノベーターとしての環境省の取組に賛同していただいていることになります。
2. キャンペーンのロゴマークについて
[ロゴマークに込めた思い]
丸い形=青い地球。
キャンペーンのすべての参加者のよりどころとして、青く美しい、地球そのものをモチーフとしています。
シェアの象徴である「手」。
国民一人ひとりが手を取り合い、一緒になって地球の未来を創っていく象徴として、「手」をデザインしています。
3. 公式WEBサイトについて
[URL] http://funtoshare.env.go.jp
[主なコンテンツ ]
・Fun to Shareについて
・賛同企業・団体のFun to Share宣言
・賛同企業・団体受付
・地球温暖化関連情報
・クールビズ等個別施策紹介
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
国民生活対策室(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8341)
室長補佐 :馬場 清(内:6725)
係長 :藤本なな絵(内:6792)
担当 :矢崎 孝治(内:6793)