報道発表資料
越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング結果の取りまとめに向けて、下記のとおり越境大気汚染・酸性雨対策検討会を開催します。
なお、本検討会は公開で行われます。
環境省では、昭和58年度に第1次酸性雨対策調査を開始し、東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)が本格稼働した平成13年度からは、広域的かつ長期的な酸性雨モニタリングを継続的に実施していくため、「酸性雨長期モニタリング」を実施してきました。
その後、平成21年度からは、平成15~19年度のモニタリング結果を踏まえ、集水域調査の追加、湿性沈着モニタリング地点の見直し等を行うとともに、越境大気汚染問題への関心の高まりを受け、酸性沈着のみならず、オゾンやエアロゾルも対象に越境大気汚染を監視する「越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング」として、長期継続的なモニタリングを実施してきたところです。
国内や東アジア地域における越境大気汚染や酸性沈着の長期トレンド、その影響の早期把握、オゾン等大気汚染物質の長距離越境輸送の解明そのための調査・研究、及び東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)への我が国の貢献等に資するため、平成20年度から平成24年度までの越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング結果を取りまとめることを目的として、越境大気汚染・酸性雨対策検討会を下記のとおり開催します。
記
1.越境大気汚染・酸性雨対策検討会
- (1)開催日時
- 平成26年3月17日(月)14時~16時
- (2)場所
- 環境省第1会議室
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館22階) - (3)議題(予定)
-
- [1]
- 平成24年度国内モニタリングデータ(湿性・乾性沈着、土壌・植生、陸水、集水域)について
- [2]
- 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング報告書(平成20~24年度)について
- [3]
- 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング計画の見直しについて
- [4]
- その他
2.越境大気汚染・酸性雨対策検討会 大気分科会
- (1)開催日時
- 平成26年2月26日(水)10時~12時
- (2)場所
- 環境省第2、3会議室AB
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館19階) - (3)議題(予定)
-
- [1]
- 平成24年度国内モニタリングデータ(湿性・乾性沈着)の確定について
- [2]
- 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング報告書(平成20~24年度)について
- [3]
- 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング計画の見直しについて
- [4]
- その他
3.越境大気汚染・酸性雨対策検討会 生態影響分科会
- (1)開催日時
- 平成26年2月26日(水)14時~16時
- (2)場所
- 環境省第2、3会議室AB
(東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館19階) - (3)議題(予定)
-
- [1]
- 平成24年度国内モニタリングデータ(土壌・植生、陸水、集水域)の確定について
- [2]
- 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング報告書(平成20~24年度)について
- [3]
- 越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング計画の見直しについて
- [4]
- その他
4.検討会委員 別紙のとおり
5.会議の傍聴
- (1)
- 会議は公開で行います。傍聴を御希望の方は、件名に傍聴希望の会議名称(「越境大気汚染・酸性雨対策検討会傍聴希望」、「越境大気汚染・酸性雨対策検討会大気分科会傍聴希望」、若しくは「越境大気汚染・酸性雨対策検討会生態影響分科会傍聴希望」)を記入し、本文に[1]氏名・ふりがな、[2]所属、[3]住所、[4]電話番号、[5]傍聴券の送付先(電子メールアドレス又はFAX番号)を明記の上、平成26年2月20日(木)12時までに(必着)下記の申込先に電子メール又はFAXのいずれかにてお申し込み下さい。申込みは傍聴希望者1名につき1通とさせていただきます。
- (2)
- 傍聴可能な人数は、いずれの会議も20名を予定しております。傍聴希望者がこれを超える場合には抽選とさせていただきます。傍聴可能な方には指定された宛先にE-mail又はFAXにて傍聴券を送付させていただきますので、当日の傍聴の際に必ず御持参ください。なお、抽選により傍聴いただけない場合には、その旨御連絡いたします。
6.取材について
- (1)
- 取材を希望される方は、件名に取材を希望される会議名称(「越境大気汚染・酸性雨対策検討会取材希望」、「越境大気汚染・酸性雨対策検討会大気分科会取材希望」、若しくは「越境大気汚染・酸性雨対策検討会生態影響分科会取材希望」)を記入し、本文に[1]氏名・ふりがな、[2]所属、[3]住所、[4]電話番号、[5]カメラ撮りの有無、[6]取材券の送付先(電子メールアドレス又はFAX番号)を明記の上、平成26年2月20日(木)12時までに(必着)下記の申込先に電子メール又はFAXのいずれかにてお申し込み下さい。
- (2)
- 事前にお申し込みのない場合は、会場の都合上、取材をお断りする場合がありますので御注意下さい。なお、カメラ撮りは検討会の冒頭のみとさせていただきます。当日は、腕章の着用をお願いします。
7.傍聴申込先
環境省水・大気環境局大気環境課 後藤・内藤
FAX:03-3580-7173
E-mail:kanri-kankyo@env.go.jp
(別紙)
1.越境大気汚染・酸性雨対策検討会 委員
座長 | 秋元 肇 | (一財)日本環境衛生センター アジア大気汚染研究センター 所長 |
植田 洋匡 | 京都大学 名誉教授 | |
太田 誠一 | (公財)国際緑化推進センター 顧問 (京都大学名誉教授) | |
大原 利眞 | (独)国立環境研究所 地域環境研究センター長 | |
小倉 紀雄 | 東京農工大学 名誉教授 | |
工藤 真哉 | 青森県環境保健センター 所長 | |
佐竹 研一 | 立正大学 地球環境科学部 環境システム学科 教授 | |
戸塚 績 | 前東京農工大学教授 | |
永島 達也 | (独)国立環境研究所 地域環境研究センター 大気環境モデリング研究室 主任研究員 |
|
袴田 共之 | 浜松ホトニクス株式会社 企画開発部 顧問 | |
原 宏 | 東京農工大学 名誉教授 | |
村野 健太郎 | 法政大学 生命科学部 環境応用化学科 教授 |
2.越境大気汚染・酸性雨対策検討会 大気分科会 委員
座長 | 原 宏 | 東京農工大学 名誉教授 |
植松 光夫 | 東京大学 大気海洋研究所附属 国際連携研究センター長・教授 | |
田中 茂 | 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 教授 | |
土器屋 由紀子 | 江戸川大学 名誉教授 | |
永島 達也 | (独)国立環境研究所 地域環境研究センター 大気環境モデリング研究室 主任研究員 |
|
西川 雅高 | 東京理科大学 環境安全センター長 | |
野口 泉 | (地独)北海道立総合研究機構環境・地質研究本部 環境科学研究センター環境保全部 研究主幹 |
|
畠山 史郎 | 東京農工大学 大学院 農学研究院 教授 | |
藤田 慎一 | (一財)電力中央研究所 環境科学研究所 研究アドバイザー | |
松田 和秀 | 東京農工大学 農学部 准教授 | |
三笠 元 | (公社)日本環境技術協会 常務委員・技術委員会大気部 会長 |
3.越境大気汚染・酸性雨対策検討会 生態影響分科会 委員
座長 | 小倉 紀雄 | 東京農工大学 名誉教授 |
伊豆田 猛 | 東京農工大学大学院 農学研究院 教授 | |
井上 隆信 | 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 建築・都市システム学系 教授 |
|
海老瀬 潜一 | 摂南大学 理工学部 都市環境工学科 教授 | |
太田 誠一 | (公財) 国際緑化推進センター 顧問 (京都大学名誉教授) | |
河野 吉久 | (一財)電力中央研究所 環境科学研究所 研究アドバイザー | |
小林 和彦 | 東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授 | |
新藤 純子 | 山梨大学 大学院 医学工学総合研究部 教授 | |
高橋 正通 | 森林総合研究所 研究コーディネータ | |
高松 武次郎 | 元茨城大学 広域水圏環境科学教育研究センター 教授 | |
袴田 共之 | 浜松ホトニクス株式会社 企画開発部 顧問 | |
福原 晴夫 | 新潟大学 名誉教授 |
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局大気環境課
直通:03-5521-9021
代表:03-3581-3351
課長 :難波 吉雄(6530)
課長補佐 :後藤 隆久(6556)