報道発表資料

この記事を印刷
2013年12月24日
  • 大気環境

東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET) 第15回政府間会合の結果について(お知らせ)

 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第15回政府間会合が、12月16日(月)~17日(火)に、タイ・チョンブリで開催され、EANETのスコープ拡大を含む将来発展に関する検討が行われました。

1.会合の概要

○日程:
12月16日(月)~17日(火)
○場所:
タイ・チョンブリ
○主催者:
EANET事務局(国連環境計画・アジア太平洋地域資源センター)
EANETネットワークセンター(一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター)
○参加者:
EANET参加13か国の代表(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、韓国、ロシア、タイ、ベトナム)等
○我が国からの出席者:
環境省、外務省の担当官等
東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の概要については、別添参照。

2.結果の概要

EANETの対象範囲の拡大を含む将来発展に関する検討

 昨今東アジア地域においてオゾンや粒子状物質等による大気汚染が顕在化しつつあること等を踏まえ、モニタリング対象物質及び活動範囲の拡大等について意見交換が行われました。各国の事情が異なることを踏まえ、各国が提案した活動の実現可能性についての調査報告書をネットワークセンターが作成し、来年の政府間会合等で議論することとなりました。

3.今後の対応

 酸性雨等の広域大気汚染問題は東アジア地域共通の課題であり、我が国としては、引き続きEANETの活動を技術的・財政的に支援していくとともに、EANETを東アジア地域における大気環境管理のための重要な基盤として、その活動の充実・強化を図ることとしています。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
直通:03-5521-9021
代表:03-3581-3351
課長   :難波 吉雄(6530)
課長補佐 :藤田 宏志(6547)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。