報道発表資料

この記事を印刷
2000年01月28日

東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する国際会合の結果について

平成12年1月25日~28日、新潟市において、東アジア10ヶ国及び国際機関等の専門 家・政策担当者により、東アジア酸性雨モニタリングネットワークに関する第1回 非公式暫定科学諮問グループ会合及び第2回非公式政府間作業グループ会合が開催 された。
  同会合においては、東アジア酸性雨モニタリングネットワークを、平成12年中に 正式に設立することに向け、モニタリングガイドライン等の技術的文書について議論 したほか、設立に向けた国際会合の日程等について議論した。今回の非公式会合を 受け、3月13日~17日にジャカルタで会合を開催し、技術文書や国際会議スケジュー ルなどの採択を目指す。

1.会合の概要

 平成12年1月25~27日

非公式暫定科学諮問グループ会合 10ヶ国の暫定科学諮問グループメンバー及び国際機関等の専門家が参加

 平成12年1月28日

非公式政府間作業グループ会合 10ヶ国の政府機関におけるネットワーク担当官が参加

2.非公式暫定科学諮問グループの結果

 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の正式稼働時におけるモニタ リングガイドライン及び技術マニュアルについて議論を行った。今回の議論を受けて 所要の修正を行い、第2回暫定科学諮問グループ会合(3月13日~15日、ジャカルタ) においてさらに議論の上、採択を目指すこととされた。
  EANET試行稼働として10ヶ国で実施されたモニタリングのデータ(未確定データを 含む。)が提出され、データ報告書のとりまとめ方針について議論が行われた。

3.非公式政府間作業グループ会合の結果

 EANET正式設立に向けた国際会合のスケジュール、EANET設立のための国際文書の あり方、EANET事務局及びネットワークセンターの決定手続等について議論が行われ た。
  今回の非公式な議論を受け、第4回政府間作業グループ会合(3月16日~17日、 ジャカルタ)において、今後の国際会合のスケジュール及び事務局・ネットワーク センター決定手続についてさらに議論し、採択を目指す。また、EANET設立文書に ついても、ジャカルタ会合においてさらに議論を行い、第2回政府間会合(日程に ついてはジャカルタ会合で決定)における採択を目指す。

連絡先
環境庁大気保全局大気規制課
課  長:仁井 正夫(内線6530)
 課長補佐:戸田 英作(内線6548)
 調査係長:大橋 孝生(内線6539)

環境庁水質保全局水質管理課
課  長:小沢 典夫(内線6630)
 調整係長:伊藤一十三(内線6632)

環境庁水質保全局土壌農薬課
課  長:西尾  健(内線6650)
 課長補佐:藤倉まなみ(内線6652)