報道発表資料

この記事を印刷
2000年01月29日

バイオセイフティ議定書について

モントリオール(カナダ)において、本年1月24~28日に生物多様性条約特別 締約国会合再開会合が開催され、現地時間1月29日4時50分頃(日本時間29日18 時50分)、同条約に基づく「バイオセイフティに関するカルタヘナ議定書」が採択された。

1.生物多様性条約特別締約国会合再開会合について

名称:生物多様性条約特別締約国会合再開会合

期間:平成12年1月24日(月)~1月28日(金)

開催地:モントリオール(カナダ)

議長:J.Mayr(コロンビア環境大臣)

我が国からの出席者: 外務省赤阪国際社会協力部審議官を代表に、環境庁(環境研究技術課長他)、 農水省、通産省、科技庁から出席

2.議定書の概要

 本議定書は、生物多様性に基づく議定書であり、生きている遺伝子組換え生物の 越境移動に先立ち、輸入国が当該遺伝子組換え生物による生物多様性の保全及び持続 可能な利用への影響を評価し、輸入の可否を判断できる制度等、国際的な枠組みを 定めたもの。
  昨年2月のカルタヘナ(コロンビア)会合での決議を踏まえ、本議定書は、 「バイオセイフティに関するカルタヘナ議定書」と呼ばれることとなった。

3.当庁の対応

 環境庁としては、生物多様性の保全と持続可能な利用を図るため、採択された 議定書を精査した上で、関係省庁と連携を図りつつ、今後の対応について検討して いくこととしている。

連絡先
環境庁企画調整局環境研究技術課
調整官 :松井佳巳(6241)
 課長補佐:滝村 朗(6242)
 係 長 :牧慎一郎(6248)
  (直通番号:03-5521-8238)

環境庁自然保護局計画課
企画官 :柴垣泰介(6490)
 専門官 :井上康之(6482)