報道発表資料

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2013年11月15日
  • 再生循環

平成25年度有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークワークショップの開催について(お知らせ)

 11月19日(火)~11月22日(金)にタイ・バンコクにおいて、平成25年度有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワーク(参加国:アジア11か国)のワークショップを開催します。本ワークショップでは、[1]有害廃棄物の不法輸出入防止に関する国・地域の取組、[2]有害廃棄物の越境移動と環境上適正な管理、[3]有害廃棄物の不法越境移動に関する国際ネットワーク間の連携等について、議論を行う予定です(結果概要は公表予定)。
 なお、本年度は第1回目が2004年に開催されてからの第10回目のワークショップであり、バーゼル条約第11回締約国会議(COP11)で設置が決定された「不法移動における規則遵守を最適化させるための環境ネットワーク(ENFORCE)」、国連環境計画(UNEP/ROAP)が運営する「化学物質・廃棄物のための地域施行ネットワーク(REN)」と連携して開催されます。

1 背景

 有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークは、有害廃棄物の不法輸出入防止のため、各国のバーゼル条約実施能力の向上及び関係国間の情報交換体制(ネットワーク)を整備することを目的として環境省が2003年に提唱し、ワークショップの開催(今回が10回目)やウェブサイトの構築(https://www.env.go.jp/en/recycle/asian_net/)を通じて、各国の規制情報の提供、有害廃棄物の不法輸出入情報や適正な輸出入の取組事例等に関する情報交換を行っています。

2 ワークショップの概要

(1)
日程:11月19日(火)~11月22日(金)
・ 11月19日(火):
アジアネットワーク、ENFORCE、RENの合同会議
・ 11月20日(水):
アジアネットワーク、RENの合同会議
・ 11月21日(木):
アジアネットワークワークショップ
・ 11月22日(金):
施設見学
(2)
場所:タイ・バンコク
(3)主催:
日本国環境省、タイ天然資源省環境局、バーゼル条約東南アジア地域事務所
(4)
参加者(予定):
アジア11カ国(インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、中国(香港含む)、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、日本)のバーゼル条約担当官。我が国からは環境省廃棄物・リサイクル対策部廣木企画課長等が出席予定。
バーゼル条約事務局、バーゼル条約アジア太平洋地域事務所、国連環境計画等の関係機関、産業界等
(5)
主な議題:
有害廃棄物の不法輸出入防止に関する国・地域の取組
有害廃棄物の越境移動と環境上適正な管理
有害廃棄物等の不法越境移動に関する国際ネットワーク間の連携 
(6)
期待される成果:
 有害廃棄物の不法輸出入防止に関する国・地域の取組、有害廃棄物の越境移動と環境上適正な管理、有害廃棄物等の不法越境移動に関する国際ネットワーク間の連携等について、各国・関連機関等で議論を行い、議長総括を取りまとめる予定。
連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
直通 03-5501-3157
代表 03-3581-3351
課長:塚本 直也(内線 6871)
係長:本多 俊一(内線 6885)
主査:森谷 直子(内線 6885)