報道発表資料
本シンポジウムでは、海外で導入されている環境汚染物質排出・移動登録(PRTR)システムを中心とする化学物質対策の国際的状況を踏まえ、第1回シンポジウムで紹介した米国に引き続き、今回、ヨーロッパの行政、企業、NGOから専門家を招聘し、ヨーロッパにおけるPRTRの現状と今後の課題を紹介するとともに、我が国の有識者も交えたパネルディスカッションを行うことを通じて、わが国の化学物質対策の今後の方向を探ります。
プログラム | |
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【第1部】13:00~15:30 | |
(1) | 基調講演:化学物質に関する環境問題の現状や日本における化学物質対策の現状および問題点を概観します。 ・近藤 次郎(中央環境審議会会長) |
(2) | 基調報告:ヨーロッパの代表的なPRTRシステムであるイギリスおよびオランダの事例について、行政、企業、NGOの立場から、現状および今後の課題について報告します。 ・スチュワート=ライト(英国環境庁 CRIマネージャー) ・クリス=エバース(オランダ環境省 排出目録・情報管理部長) ・P.D.ロバート(ICIケミカル&ポリマーズ社安全環境マネージャー |
【第2部】15:45~17:30 | |
(1) | わが国からの報告:様々な立場で化学物質問題に取り組むわが国の有識者4名が、それぞれの取り組みを紹介します。 ・浅野 直人(福岡大学法学部教授) ・浦野 紘平(横浜国立大学工学部教授) ・榊山 隆((株)旭化成工業 環境安全本部環境総括部長) ・有田 芳子(生活協同組合コープかながわ常任理事) |
(2) | パネルディスカッション:わが国における今後の化学物質対策の方向について、自由討論を行います。 ・第1部ならびに第2部の報告者 ・コーディネーター:岡島 成行(日本環境ジャーナリストの会) |
開催日 | : | 平成9年7月1日(火) 13:00~17:30 | |||
会 場 | : | 神奈川県民ホール 小ホール(横浜市中区山下町3-1) | |||
主 催 | : | 環境庁、(社)環境情報科学センター | 共 催 | : | 神奈川県 |
定 員 | : | 400名 | 参加費 | : | 無料 |
申し込みおよび問い合わせ先: | |
■(社)環境情報科学センター (〒102 東京都千代田区九段南4-7-24) | |
TEL 03-3265-3916 | FAX 03-3234-5407 |
■神奈川県環境部環境政策課 (〒231-88 横浜市中区日本大通1) | |
TEL 045-201-1111(代表)内線3736 | FAX 045-201-7908 |
- 連絡先
- 環境庁企画調整局環境保健部環境安全課
課長 中島正治(6350)
補佐 内藤克彦(6353)
補佐 上田康治(6358)