報道発表資料

この記事を印刷
2013年08月05日
  • 自然環境

平成25年度風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業(情報整備モデル地区における地域固有環境情報整備事業)の実施について(お知らせ)

 環境省では、風力発電所及び地熱発電所について、立地ポテンシャルや貴重な動植物の生息・生育の有無等を勘案して選定した情報整備モデル地区において、動植物・生態系等の環境基礎情報を収集・整理し、これらの情報についてデータベースの整備・提供等を行うことにより、質が高く効率的な環境影響評価の実施を促進する「風力発電等環境アセスメント基礎情報整備モデル事業」を実施します。
 今回は、平成25年度の16箇所の情報整備モデル地区について、環境基礎情報を収集・整理する受託者を決定しましたのでお知らせします。

1.業務の概要と目的

 東日本大震災を契機として、低炭素社会の構築に貢献し、自立分散型で災害にも強い風力発電等の再生可能エネルギーの役割が、これまで以上に重要になってきており、今後、風力発電所等の急速かつ大幅な増加が見込まれています。
 環境省では、風力発電所及び地熱発電所(以下「風力発電等」という。)について、地方公共団体等と連携しながら、立地ポテンシャルや貴重な動植物の生息・生育の有無等を勘案して選定した情報整備モデル地区において、現地調査等を行うことにより、風力発電等における環境影響評価手続に活用できる動植物・生態系等の環境基礎情報を収集・整理し、これらの情報についてデータベースを整備し、広く提供等を行うことを通じて、風力発電等について質が高く効率的な環境影響評価の実施を促進し、適切な環境配慮がなされた風力発電等の着実な導入に貢献します。

2.環境基礎情報を収集・整理する受託者について

 平成25年度に環境基礎情報を収集・整理する風力発電に係る情報整備モデル地区については、風況等の事業採算性、環境影響、自治体の意向等を踏まえて選定した16箇所の情報整備モデル地区について、現地調査等により環境基礎情報の収集・整理を実施する受託者を決定しました。(別紙参照)
 今後は、受託者などによる現地調査等を実施するとともに、全国的な既存資料の収集・整理及びデータベースの整備・提供を実施する事業、並びに地熱発電を含めた情報整備モデル地区における事業について実施していきます。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境影響評価課
室長  :瀬川 恵子 (内6231)
審査官:渡辺 季洋 (内6248)
審査官:田中 友之 (内6236)
TEL 03-3581-3351(代表)
    03-5521-8237(直通)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。