報道発表資料

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2000年03月08日

第2回「尾瀬地区におけるシカ管理方策検討会」の開催について

近年、日光国立公園の尾瀬地区において、野生シカの食害等による植生被害が深刻となっており、尾瀬湿原及び周辺部の自然植生の破壊が懸念されている。そこで、環境庁では、野生シカの管理対策及び自然植生の保護方策について検討等を行っているところであるが、その検討調査の委託先に設置された「尾瀬地区におけるシカ管理方策検討会」の第2回検討会が平成12年3月13日(月)に福島市で開催される。
1.尾瀬地区におけるシカ管理方策検討会

(1) 概要
 
  環境庁が、尾瀬等に生息する野生シカの生息状況等を踏まえ、シカ対策及び自然植生の保護方策について適切な管理方針を検討することを目的として実施する管理方針検討調査の一環として、その委託先である(財)自然環境研究センターにおいて設置されている「尾瀬地区におけるシカ管理方策検討会」の第2回検討会が次のとおり開催される。
 
(2) 検討会の構成
 
別紙のとおり
 
(3) 開催日時・会場
 
日時  平成12年3月13日(月) 午後2時~午後4時
会場  福島市太田町13-73 「福島ビューホテル」
  *検討会の公開  マスコミ関係者の傍聴可
 
(4) 第2回検討会の検討事項
 
・尾瀬周辺シカ生息状況等調査結果概況及び「尾瀬シカ問題説明会」の結果等報告
・尾瀬のシカ問題に対する基本方針等の検討
 
 
2.その他

     北関東地区国立公園・野生生物事務所が、尾瀬のシカ問題について現状説明を行うとともに意見を聴く「尾瀬シカ問題説明会」を去る1月22日に群馬県前橋市及び2月5日に福島県福島市において開催した。




別紙

 尾瀬地区におけるシカ管理方策検討会の構成(敬称略)

○学識経験者
    大島 康行 ((財)自然環境研究センター理事長)
  樫村 利道 (福島大学名誉教授)
  菊地慶四郎  (群馬県尾瀬保護専門委員)
  木村 吉幸 (福島大学教授)
  小金澤正昭 (宇都宮大学助教授)
  谷本 丈夫 (宇都宮大学教授)
  内藤 俊彦 (東北大学助手)
  吉田 正人 ((財)日本自然保護協会保護部長)
 
○地元関係者
  佐藤 完治 (財)尾瀬保護財団事務局長
  谷  雅明 東京電力(株)用地部
水利・電源用地グループマネージャー兼環境担当課長
  角田  勇 尾瀬山小屋組合長
尾瀬林業(株)戸倉支社長
 
○関係行政機関
  亀下英次郎 関東森林管理局計画課長
  西塔 紀夫 北関東地区国立公園・野生生物事務所長
  市川 篤志 福島県環境保全課長
  大塚  孝 文化課長
  井上 和夫 群馬県自然環境課長
  西形 恵司 文化財保護課長
  大山 征也 新潟県環境企画課長
  鈴木  眞 文化行政課長
  小林 恒夫 栃木県自然環境課長
  星  勝夫 福島県檜枝岐村長
  梅沢 羊太 群馬県片品村長
  佐藤 孝雄 新潟県湯之谷村長
連絡先
環境庁自然保護局国立公園課
課      長  :田部 和博 (内6440)
 課 長 補 佐  :徳丸 久衛 (内6442)
 係      長  :藤森 貞明 (内6448)
北関東地区国立公園・野生生物事務所
 所      長  :西塔 紀夫
 湿原生態管理官 :上野紀代子
 電  話 0288-54-1076