報道発表資料

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2013年07月01日
  • 地球環境

地球温暖化防止とサンゴ礁保全に関する国際会議の結果について(お知らせ)

 地球温暖化防止とサンゴ礁保全に関する国際会議が、6月29・30日、14ヶ国・地域からのべ700名を超える参加者を得て、沖縄県(沖縄科学技術大学院大学(OIST))にて開催された。
 この会議では、石原環境大臣のほか、モルディブ環境エネルギー大臣、パラオ財務大臣、パチャウリIPCC議長、島嶼国における地球温暖化対策やサンゴ礁保全等の幅広い専門家が出席し、知見の共有が行われた。
 会議冒頭に、石原環境大臣から、気候変動の適応、温室効果ガスの削減、廃棄物や水といった環境対策等の課題について包括的に支援する「島国まるごと支援」を表明した。
 また、この会議の成果として、「島国まるごと支援」の具体化と、沖縄を拠点として島嶼国の環境保全の取組が一層進展することの必要性などを強調した議長サマリーがとりまとめられた。

1. 日程

平成25年6月29日(土)、30日(日)

2. 開催場所

沖縄科学技術大学院大学(OIST)

3. 会議の結果概要

 会議冒頭、石原大臣より気候変動への適応、自立分散型エネルギーの導入などの温暖化対策、廃棄物や水といった環境対応等の課題について包括的に支援する「島国まるごと支援」について発表した。また、パチャウリIPCC議長より、気候変動の予測及び海洋生態系に対する影響について基調講演が行われるとともに、今井絵理子さん(アーティスト・SPEEDメンバー)にゲスト出演していただき、石原大臣、涌井史郎 東京都市大学環境情報学部教授との対談を行った。このほか、初日は、「自然と共生する島、島国のあり方~温暖化対策とサンゴ礁保全から考える」をテーマとしたパネルディスカッションが行われた。
 2日目は、サンゴ礁の保全、エコツーリズム、島嶼国における温暖化対策、温暖化への適応についての分科会やサイドイベントが開催され、闊達な議論が行われた。会議の最後に、谷津環境省地球環境審議官により議長サマリーが取りまとめられた。

4.会議HP

< https://www.env.go.jp/nature/biodic/coralreefs/iccccrc2013/>

5.添付資料:議長サマリー(日本語)

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課
直通   :03-5521-8242
課長   :正田 寛   (6710)
課長補佐:井上 和也  (6711)
担当   :井上 有希子(6716)
環境省自然環境局総務課
直通   :03-5521-8269
課長   :江口 博行 (6410)
課長補佐:中島 恵理 (6411)
担当   :大澤 隆文 (6486)

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