報道発表資料
中央環境審議会循環型社会部会において、第三次計画となる新しい循環型社会形成 推進基本計画の答申案が取りまとめられ、平成25 年5月29 日付けで答申がなされま した。答申書は、同日に浅野直人循環型社会部会長より井上信治環境副大臣に手交さ れました。
1.経緯
循環型社会形成推進基本計画は、循環型社会形成推進基本法に基づき、循環型社
会の形成に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るために定めるものです。同
法の中で、本計画は概ね5年ごとに見直しを行うものとされていることから、環境
省では、平成20年3月に策定された現行計画の見直しを検討するため、平成24年1
1月に中央環境審議会に諮問を行いました。
中央環境審議会での審議の結果、本日、答申案が取りまとめられ、浅野直人中央
環境審議会循環型社会部会長から井上信治環境副大臣に対して答申書の手交が行われました。
2.答申のポイント
最終処分量の削減など、これまで進展した廃棄物の量に着目した施策に加え、循 環の質にも着目し、
- [1]
- リサイクルに比べ取組が遅れているリデュース・リユースの取組強化
- [2]
- 有用金属の回収
- [3]
- 安心・安全の取組強化
- [4]
- 3R国際協力の推進
等を新たな政策の柱とする。
3.今後の予定
本答申を踏まえ、平成25年5月31日に第三次循環型社会形成推進基本計画を閣議 決定する予定です。
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通 :03-5521-8336
代表 :03-3581-3351
室長 :河本 晃利 (内線 6898)
室長補佐:御厩敷(おんまやしき) 寛 (内線 6807)
担当 :市川 琢己 (内線 6892)