報道発表資料

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2013年05月13日
  • 保健対策

平成25年度化学物質の内分泌かく乱作用に関するフィージビリティースタディーの公募について(お知らせ)

 化学物質の内分泌かく乱作用に関し、来年度以降の研究課題候補としてのフィージビリティースタディー(実現可能性調査)を、以下のとおり公募します。

 環境省ホームページ上にて、平成25年5月13日(月)から6月12日(水)まで化学物質の内分泌かく乱作用に関するフィージビリティースタディーを別添の公募要綱のとおり募集します。公募の概要は以下のとおりです。

1.背景

 環境省では、平成22年7月に、化学物質の内分泌かく乱作用に関するこれまでの取組及び諸外国の動向等を踏まえ、環境省の今後5年間の対応の方向性として「化学物質の内分泌かく乱作用に関する今後の対応―EXTEND2010―」を取りまとめ、これに基づき、野生生物の生物学的知見研究及び基盤的研究を推進してきました。
 今般、来年度以降の新規研究課題の候補として、平成25年度に実施するフィージビリティースタディーを公募します。今年度採択されたフィージビリティースタディーは、平成25年度研究計画承認後から平成25年度末までの成果を踏まえ、平成26年度以降の研究の実行可能性を検証することとしております。

2.募集内容の概要(詳細は別添公募要綱を御覧下さい。)

(1)募集課題

[1]野生生物の生物学的知見研究
1)
野生生物において認められた個体(群)の変化やその前兆(行動の変化を含む)について化学物質ばく露の関連性を把握する研究
2)
化学物質ばく露がその原因として疑われる野生生物における異変のメカニズムを実験的に検討・検証する研究
[2]化学物質の内分泌かく乱作用に関する基盤的研究
1)
個体(群)レベルのアプローチによる化学物質の内分泌かく乱作用のメカニズムに関する研究
2)
細胞・分子レベルのアプローチによる化学物質の内分泌かく乱作用のメカニズムに関する研究
3)
個体レベルでの有意な変化と細胞・分子レベルでの変化との関連性を把握する研究
4)
化学物質による内分泌かく乱作用を(既存の、または新たな)リスク評価及びリスク管理手法に組み込むことを目的とした研究
5)
発達段階や感受性の高い個体に対する影響や化学物質の複合ばく露による影響の把握に関する研究

(2)研究費の規模

 1課題当たり250万円程度(平成25年度)。

(3)採択予定課題数

 野生生物の生物学的知見研究及び化学物質の内分泌かく乱作用に関する基盤的研究を合わせて、2課題程度。

(4)研究期間

 野生生物の生物学的知見検討部会及び基盤的研究企画評価検討部会による研究計画承認後~平成26年3月24日(月)。

3.応募受付期間

 平成25年5月13日(月)~6月12日(水)

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
直通 03-5521-8261
代表 03-3581-3351
課長    上田 康治(内6350)
課長補佐 森川 博司(内6365)

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