報道発表資料
環境省では、大規模再生可能エネルギー発電施設に大型蓄電池を設置することによる出力安定化及び変動緩和効果等の検証を行い、制御方法等を確立するため、「平成24年度再生可能エネルギー導入のための蓄電池制御等実証モデル事業」を行うこととしており、公募を行ったところです。
この度、本事業の公募に応募があった15件について審査を行った結果、6件を採択することとしましたのでお知らせします。
1.事業の目的
本事業は、大規模再生可能エネルギー発電施設に大型蓄電池を設置し、出力安定化及び変動緩和効果等の検証を行い、蓄電池容量を含めた効果的な設置方法及び制御方法等を確立する事業に要する経費の一部を補助(補助率:定額)することにより、電力供給の安定化を通じた再生可能エネルギーの導入促進及び温室効果ガス排出削減を図ることを目的とするものです。
2.審査対象
平成25年2月12日(火)から平成25年3月4日(月)までの公募期間に応募のあった15件のうち、定格出力1MW以上である大規模再生可能エネルギー発電施設に対し大型蓄電池を整備する実証事業について、以下の項目を総合的に評価し、優れた提案がなされた6件について採択しました。
- [1]
- 事業に必要な能力及び実施体制を有していること。
- [2]
- 事業を確実に実施できる経理的基礎を有すること、又は事業実施のために必要な資金調達に係る確実な計画を有していること。
- [3]
- 経済性・効率性(費用対効果等)が高く、事業性があること。
- [4]
- 他の地域への波及効果が高いなどモデル事業として相応しいものと認められること。
3.採択事業者一覧
別紙「平成24年度再生可能エネルギー導入のための蓄電池制御等実証モデル事業の採択案件一覧」のとおり。
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
課長 和田 篤也(内線6736)
調整官 神谷 洋一(内線6771)
課長補佐 河合 祐藏(内線6795)
係長 吉田 諭史(内線6791)
担当 遠藤 淳 (内線6780)