報道発表資料
運輸省において、平成10年7月13日(月)午後1時30分より、港湾審議会第166回計画部会が開催され、木更津港をはじめとする3港湾の港湾計画の改訂等について審議がなされた。当庁は、当該審議会の委員として、環境保全の観点か|ら意見を述べた。
1.上程された港湾計画の概要
港湾名 | 種別 | 都道府県名 | 将来取扱貨物 (目標年次) | 主な改訂等の内容 |
---|---|---|---|---|
木更津港 | 改 訂 | 千葉県 | 9,533万トン
(平成20年代前) |
・ドルフィンバースの整備
・防波堤の設置及び拡張 ・小型船だまりの整備 ・公共耐震強化物揚場の整備 |
四日市港 | 改 訂 | 三重県 | 6,757万トン
(平成20年代前) |
・コンテナ船用バースの整備
・臨港道路霞4号幹線のルート変更 ・緑地(4ha)の整備 |
苫小牧港 | 一部変更 | 北海道 | 物揚場(延長170m)を岸壁(延長220m)に変更 |
2.環境庁意見
(1) 四日市港
本計画のうち、臨港道路霞4号幹線が計画されている朝明川河口部の干潟は、伊勢湾地域におけるシギ・チドリ類等渡り鳥の主要な渡来地である。
このため、港湾管理者におかれては、当該道路計画の具体化に当たって、シギ・チドリ類等渡り鳥の生息への影響に関する追加調査を行い、その結果を道路構造や施工方法、工事工程に反映させるなど、生息環境の保全に十分配慮されたい。
(2)木更津港、苫小牧港
意見なし
7/15 四日市港・将来取扱貨物量について訂正
- 連絡先
- 環境庁企画調整局環境影響評価課環境影響審査室
室長 :小林 正明(6231)
審査官 :関根 達郎(6236)