報道発表資料
佐渡トキ保護センターにて飼育中のトキ洋洋(ヤンヤン:雌)が、産卵した可能性があることがわかりましたので、お知らせします。
1. | 佐渡トキ保護センターで飼育中のトキ友友(ヨウヨウ)(雄)と洋洋(ヤンヤン)(雌)のペアについて、 昨日(9日)夕方、洋洋に産卵と思われる動作が観察され、その後、二羽の就巣行動(巣の中に雌雄が交代で座る行動)が1日近く続いている。 |
2. | 巣内の卵の有無は確認できていないが、上記行動から、産卵した可能性があるものと考えられる。 |
3. | 今後は、産卵行動(通常1日おきに1個ずつ、計3、4個産卵)等に注目しつつ、約1週間後を目途に産卵の有無を実際に確認した上で、産卵している場合にはそのまま採卵する予定。(今年の繁殖方針として、産卵後できるだけ速やかに採卵して人工ふ化器に移すこととしている。) |
<注> |
(参考)昨年の実績 | |
○ | 交尾 4月14日 |
○ | 産卵 4月22日~5月5日(計4個) |
○ | ふ化 5月21日(優優) |
- 連絡先
- 環境庁自然保護局野生生物課
課 長 :森 康二郎(6460)
担 当 :植田・樋口(6464)