報道発表資料

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2000年04月11日

第2回引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議の結果について

本日、午後2時30分から、第2回引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議を開催し、次のことを確認、決定しました。


1    前回協議した周辺環境等の調査については、4月7日までに試料採取を終了しました。これらの試料については、現在、分析中であり、結果が判明しましたらお知らせいたします。(この分析結果は、4月末~5月上旬を目途に速報値を公表する予定です。)
  
  これまで、(株)荏原製作所に対する立入検査や事情聴取等を行ってまいりました。(株)荏原製作所からは、次のような説明がありました。
[1]  これまでの調査によって今回の事件の主たる原因は、焼却炉の配管ミスであること。
[2]  この配管ミスが発生した原因は、施工図面や工事指示書のミス、施工管理の不徹底であること。
[3]  これまで長期間にわたって発見されなかった原因は、雨水系統の配管の管理がなされていなかったこと。
  なお、事実関係の究明のために関係資料の提出を求めているところですが、引き続き、国・県・市が連携して詳細な調査を進めていきます。
 
  降雨時におけるダイオキシンの工場外への流出を防止するため、(株)荏原製作所から工場内外の雨水排水管を清掃するための工事計画書が、本日提出されました。技術的な観点からこれを検討した結果、工事計画書の内容を適当と判断し、工場内については早急に実施するよう指示しました。
  また、工場外については、下水道管理者(藤沢市)と早急に調整の上、実施するよう指示しました。
 
  工場内における汚染の状況の把握や他の汚染源の有無を確認するために、4月7日に再度、県が立入検査を実施し、工場内にある他の焼却施設や研究施設の排水等を採取しました。(この分析結果は、5月中~下旬を目途に速報値を公表する予定です。)

 

引地川水系ダイオキシン汚染事件対策連絡調整会議
 (問い合わせ先) 
環境庁水質保全局水質規制課 
  課長 吉田徳久(6640) 
  課長補佐 川端毅生(6643) 
水質管理課 
  課長 小沢典夫(6630) 
  課長補佐 内藤克彦(6631)

添付資料

連絡先
環境庁水質保全局水質規制課
課   長 :吉田徳久(6640)
 課長補佐 :川端毅生(6643)

環境庁水質保全局水質管理課
課   長 :小沢典夫(6630)
 課長補佐 :内藤克彦(6631)

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