報道発表資料
昨年、一部の有機顔料中に非意図的に副生したPCBが微量含有することが発覚し、その後、分析方法によっては有機顔料中のPCB濃度が大きく異なることが判明しました。
このため、有機顔料の取扱事業者、分析受託機関等に情報提供することで、有機顔料中のPCBの分析能力の向上に資するため、今回、国内外の有機顔料中に副生するPCBの分析法に関する最新の動向について広く普及することを目的とし、「有機顔料中に副生するPCBの分析法に関する公開セミナ-」を開催します。
セミナ-への参加は無料です。会場の都合上、事前登録が必要です。
御関心のある方の参加を広くお待ちしております。
1.開催趣旨
平成24年2月に、一部の有機顔料が、製造工程において非意図的に副生したポリ塩化ビフェニル(以下、「PCB」という。)を含有することが判明した。これを受けて、「化学物質の審査及び製造の規制に関する法律」を所管する環境省、厚生労働省及び経済産業省は、緊急的かつ暫定的な措置として、50ppmを超えてPCBを含有する事が判明した有機顔料の製造・輸入、使用の停止や回収等を指導するとともに、有機顔料中に含まれるPCBの濃度レベル等について実態把握を進めてきているところ。こうした検討の中で、PCBの分析法によっては有機顔料中のPCB濃度が大きく異なるケースがあることが判明した。
今後、有機顔料中に副生するPCBについて、工業技術的・経済的に低減可能なレベル以下で管理していくためには、有機顔料中のPCB濃度を正確に測定する必要がある。このため、有機顔料の取扱事業者、分析受託機関等に情報提供することで、有機顔料中のPCBの分析能力の向上に資するため、国内外の有機顔料中に副生するPCBの分析法に関する最新の動向について広く一般も含め普及することを目的とし、「有機顔料中に副生するPCBの分析法に関する無料公開セミナ-」を開催する。
2.主催
環境省
3.日時
平成25年3月14日(木)13:40~17:00 (受付13:00~13:40)
4.開催日時・場所
- 場所:
- 日本青年館ホテル 中ホ-ル
- 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町7-1
- 地図: http://www.nippon-seinenkan.or.jp/sightseeing/images/tramap.pdf
- ◆
- JR中央・総武線各駅停車「信濃町」駅より徒歩9分
- ◆
- JR中央・総武線各駅停車「千駄ヶ谷」駅より徒歩9分
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- 地下鉄銀座線「外苑前」駅3番出口より徒歩7分
- ◆
- 都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅A2出口より徒歩7分
5.プログラム
- (1)
- 開会の挨拶
- (2)
- 有機顔料中に副生するPCB問題
- (3)
- 有機顔料中に副生するPCBに関する業界団体の取組
- (4)
- 有機顔料中に副生するPCB異性体の特徴と特異な異性体の環境中挙動
- (5)
- 有機顔料中に副生するPCB分析法の最新技術動向
- (6)
- 閉会の挨拶
※講演題目は主催者と講演者の都合により変更する場合もありますが、御了承ください。
6.申込み
- ●
- 参加費:無料
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- 定員:200名(先着順)
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- 参加申込期間:2013年2月14日(木)~3月12日(火)17時必着
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- 事前申込みが必要です。定員になり次第締め切ります。
お申し込みは以下よりお願いいたします。
- 電子メ-ルの場合:
- http://f.msgs.jp/webapp/form/16173_byx_8/index.do
- FAXの場合:
- 添付のセミナ-参加申込書を御利用下さい。
7.お問い合わせ窓口
有機顔料中に副生するPCBの分析法セミナ-事務局(株式会社島津テクノリサ-チ内)
TEL : 075-811-3181 / FAX : 075-821-7837
e-mail : seminor2013@shimadzu-techno.co.jp
添付資料
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室
直通:03-5521-8253
代表:03-3581-3351
室長 瀬川 恵子 (内線6309)
室長補佐 小岩 真之 (内線6324)
担当 笠間 識史 (内線6333)