報道発表資料
- 1月8日(現地時間同日)、モンゴルのウランバートルにおいて清水武則駐モンゴル日本国特命全権大使とサンジャースレン・オヨーン(OYUN Sanjaasuren)モンゴル国自然環境・グリーン開発大臣との間で、二国間オフセット・クレジット制度に関する二国間文書の署名が行われました。これにより、二国間オフセット・クレジット制度が正式に開始されます。
- 署名式典には、B.トルガ自然環境・グリーン開発副大臣、M.ソノンピル エネルギー大臣、B.ツォグトゲレル工業・農業副大臣のほか、日本側より外務省、経済産業省、環境省等から関係者が出席しました。
- 我が国としては、モンゴル国との二国間オフセット・クレジット制度を通して、モンゴル国内における温室効果ガス排出削減に協力することにより、地球規模での温暖化防止に向けた努力に貢献していきたいと考えています。
二国間文書の概要
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- 日・モンゴル間の低炭素発展パートナーシップの推進のため、両国は二国間オフセット・クレジット制度(以下、本制度)を創設し、本制度を運用するため、合同委員会を設置する。
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- 双方は本制度の下での排出削減及び吸収量を、国際的に表明したそれぞれの温室効果ガス緩和努力の一部として使用できることを相互に認める。
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- 本制度の透明性及び環境十全性を確保し、これを他の国際的な緩和メカニズムには使用しない。
※二国間文書の詳細については別添をご参照ください。
参考
二国間オフセット・クレジット制度は、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラなどの普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標の達成に活用するもの。
(参考サイト http://mmechanisms.org/initiatives/index.html)
添付資料
- 日・モンゴル間の二国間オフセット・クレジット制度に関する二国間文書(英語)[PDF 18KB] [PDF 18 KB]
- 日・モンゴル間の二国間オフセット・クレジット制度に関する二国間文書(仮訳)[PDF 13KB] [PDF 12 KB]
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表:03-3581-3351 直通:03-5521-8246
室長 :奥山 祐矢 (内線 6711)
国際企画官:水野 勇史 (内線 6757)
室長補佐 :小林 豪 (内線 6728)
担当 :鳥居 直樹 (内線 6796)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成24年12月6日
- モンゴル自然環境・グリーン開発大臣との共同声明の署名について(お知らせ)