報道発表資料

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2012年12月06日
  • 総合政策

平成25年度環境保全経費概算要求額について(お知らせ)

 環境省では、このたび、平成25年度環境保全経費概算要求額を取りまとめました。
平成25年度概算要求の総額は2兆2,613億円で、平成24年度当初予算の環境保全経費比47.6%の増となりました。
環境省においては、政府予算案作成に向けて、環境保全経費の確保に努めてまいります。

1 環境保全経費とは

 環境保全経費とは、政府の経費のうち地球環境の保全、公害の防止並びに自然環境の保護及び整備に関する経費を総称したものです。
 環境省では、関係府省において取り組まれている環境保全に係る施策が、政府全体として効率的、効果的に展開されるよう、環境省設置法第4条第3号の規定に基づき、関係府省の概算要求に先立って、見積りの方針の調整を行っており、去る8月20日、概算要求に当たっての基本方針を環境省から関係府省へ示しました。
 今回の環境保全経費の取りまとめに当たっては、関係府省から提出された新規施策等についてヒアリングを行う等により、環境保全に資する施策であるかを確認した上、その全体を取りまとめて財務省に提出しました。
 今後は、政府予算案における環境保全経費の取りまとめを行い、結果についても公表いたします。

2 平成25年度環境保全経費概算要求の総額

平成25年度概算要求の総額:2兆2,613億円(平成24年度当初予算比47.6%増)
平成24年度当初予算の総額:1兆5,318億円

3 環境保全経費概算要求額の内訳及び主な要求省庁

平成25年度概算要求額(平成24年度当初予算額)

(1)地球環境の保全・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6,927億円 (5,661億円)

【環境省、農林水産省、経済産業省等】

(2)生物多様性の保全及び持続可能な利用・・・・・・・ 1,558億円 (1,393億円)

(「自然環境の保全と自然とのふれあいの推進」から名称変更)
【環境省、農林水産省、国土交通省等】

(3)物質循環の確保と循環型社会の構築・・・・・・・・・2,467億円 (4,284億円)

(「廃棄物・リサイクル対策」から名称変更)
【環境省、内閣府、経済産業省等】

(4)水環境、土壌環境、地盤環境の保全・・・・・・・・・ 751億円 ( 627億円)

【環境省、農林水産省、国土交通省等】

(5)大気環境の保全・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2,178億円 (2,228億円)

【経済産業省、国土交通省、防衛省等】

(6)包括的な化学物質対策の確立と推進・・・・・・・・・・ 75億円 ( 68億円)

(「化学物質対策」から名称変更)
【環境省、厚生労働省、農林水産省等】

(7)放射性物質による環境汚染の防止・・・・・・・・・ 7,190億円 (新規)

【環境省、復興庁、文部科学省等】

(8)各種施策の基盤となる施策等・・・・・・・・・・・・1,468億円 (1,058億円)

【環境省、農林水産省、経済産業省等】

 各内訳は各分野を億円単位に四捨五入したため、総額等とは一致しない場合があります。なお、環境基本計画の改定に伴い名称を変更した施策体系があります。
 平成25年度から、放射性物質により汚染された廃棄物の処理に係る経費及び除染等の措置に係る経費等について、「放射性物質による環境汚染の防止」を新規に設定し環境保全経費として取りまとめを行うこととしました。

(参考資料)
○平成25年度環境保全経費概算要求額

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境計画課企画調査室
直通:03-5521-8328
代表:03-3581-3351
室長:山本 博之(内線6227)
係長:玉谷 雄太(内線6250)
担当:大沼・木村 (内線6255)

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