報道発表資料

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2000年04月26日

トキ洋洋の第2回目の産卵について

佐渡トキ保護センターにて飼育中のトキ洋洋(ヤンヤン:雌)に、再度、産卵と思われる動作が観察されましたので、お知らせします。

1.   佐渡トキ保護センターで飼育中のトキ友友(雄)と洋洋(雌)のペアについて、25日午後6時30分頃、洋洋に、再度、産卵と思われる動作が観察された。

2.   巣内の卵の有無は確認できていないが、前回の産卵行動と同様の動作であることから、産卵した可能性があるものと考えられる。今回産卵していれば、第2回目の産卵(第2クラッチ)となる。

3.   今後は、産卵行動(通常1日おきに1個ずつ、計3、4個産卵)等に注目しつつ、約1週間後を目途に産卵の有無を実際に確認した上で、産卵している場合には、そのまま採卵する予定。

4.   なお、第1回目の産卵(第1クラッチ)で無精卵の可能性が高いと判断された卵については、再度判定した結果、無精卵と断定されたため、本日、冷凍保存を行う予定。

  (参考)これまでの経過
        ○第1回目の産卵(第1クラッチ) :4月9、11、13日(推定)
○3個の卵を確認、採卵 :4月17日
○検卵の結果2個が有精卵の可能性 :4月21日
連絡先
環境庁自然保護局野生生物課
課 長 :森 康二郎(6460)
 担 当 :鳥居・樋口(6465)