報道発表資料

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2000年06月01日

「第2回APN国際シンポジウム」の開催について

APN(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク)は、アジア太平洋地域における地球環境に関する国際共同研究を推進するために設立された政府間機関であり、現在、アジア太平洋地域を中心に20カ国が参加している。
  APNでは、兵庫県との共催により、2000年7月11日(水)に淡路夢舞台国際会議場において国際シンポジウムを開催する。同シンポジウムでは、世界各国から地球環境に関する研究者・専門家が招かれ、「アジアの都市化と地球環境」に関する最新の情報が、一般の方にも分かりやすく紹介される。

1.開催の趣旨

  APN(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク)は、地球環境に関する国際共同研究を推進するために、アジア太平洋地域の20カ国が参加する政府間機関です。その事務局であり活動拠点となるAPNセンターが、兵庫県の協力により昨年8月に神戸に開設されたところです。
APNのネットワークを利用して、世界各国の地球環境に関して著名な研究者・専門家を招き、最新の地球環境問題の状況を一般の方にも分かりやすく紹介する国際シンポジウムを、APNと兵庫県の共催により開催します。

2.概要

日 時: 2000年7月11日(火) 10:00~16:00
場 所: 淡路夢舞台国際会議場(東浦町大磯淡路花博会場隣)
テーマ: 「アジアの都市化と地球環境」
主 催: アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)、兵庫県

[プログラム]

午前:講演
「生態学的装置としての都市」
    RichardRockwell コネチカット大学教授
「アジアにおける都市化、環境と開発-未来の選択肢を探る-」
    RajendraK.Pachauri インド・タタエネルギー研究所所長・IPCC副議長
「持続可能な都市に向けての都市交通戦略」
    太田勝 敏東京大学大学院教授
「アジアにおける都市化と水資源」
    JamesE.Nickum 法政大学経済学部客員教授
 
午後:パネルディスカッション
「アジアの都市化に伴う環境問題にどう対処するか」
基調報告「アジアの都市環境問題」
    井村秀文 九州大学工学部システム工学センター教授
議長:RolandFuchs 元国連大学副学長
パネリスト:全発表者

通  訳: 日英同時通訳つき
参加費: 無料
その他: 神戸港から参加者用の高速艇を運行(要申込・無料)

3.申込方法

  住所・氏名・所属・電話番号を明記のうえ、郵便・FAX又はEメールにてAPNセンターまで申し込み。
  申込締切:6月30日(金)

4.連絡先

APNセンター 〒651-0073神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1
国際健康開発センター(IHD)ビル5F
TEL:078-230-8017  FAX:078-230-8018
Eメール:info@apn.gr.jp  ホームページ:http://www.apn.gr.jp

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課研究調査室
室 長 :木村祐二(内線6743)
 補 佐 :水野  理(内線6746)
 補 佐 :村井  悟(内線6747)