報道発表資料
同シンポジウムでは、内外の環境の専門家と企業家が、アジア太平洋地域をはじめとする世界各国の状況を踏まえて、「環境の世紀」といわれる21世紀の「産業と環境」の新しい関係について議論される。
1.開催の趣旨
地球温暖化にみられるように、環境問題は社会経済システムのあり方に深く関係しています。天然資源を無限のものと考えて消費し、大量の廃棄物を発生させるこれまでの社会システムから、資源を循環利用する社会への変革の必要性が真剣に叫ばれています。情報通信技術の普及や、ISO14000シリーズをはじめとする国際標準化の進展など、社会・経済情勢が急速に変化するなかで、環境保全型の産業活動への転換は、これからの企業にとって避けて通れない課題となっています。
今回のシンポジウムでは、こうした背景を踏まえながら、環境保全型の新たな経済システムの枠組みとはどのようなものかについて、世界各国の環境のエキスパートと企業家が考えます。具体的には、企業の環境配慮とその評価のあり方、21世紀の持続的発展に向けた企業の経営戦略、そこから生まれる新たな環境産業の展望など、「産業と環境」の新しい関係について討議します。
2.概要
日 時 : | 2000年6月24日(土) 13:00~17:00 | |
場 所 : | 淡路夢舞台国際会議場メインホール(東浦町大磯淡路花博会場隣) | |
テーマ : | 「地球環境時代の企業戦略-新たな事業展開を求めて-」 | |
主 催 : | 「産業と環境」国際シンポジウム実行委員会 | |
〔(財)地球環境戦略研究機関(IGES)、兵庫県、 |
[プログラム]
(1) | 開会あいさつ 貝原俊民(兵庫県知事) 森島昭夫(IGES理事長) -(財)地球環境戦略研究機関(IGES)のめざすもの- | ||
(2) | 基調講演 「ファクター4:環境効率向上による変革の戦略 -豊かさを2倍にし、資源利用を1/2にする-」 | ||
ペーター・ヘニッケ(ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所副所長兼エネルギー部長・ドイツ、IGES評議員) | |||
(3) | パネルディスカション | ||
コーディネーター: 天野明弘(関西学院大学総合政策学部教授、IGES理事) | |||
パネリスト: | |||
トングロイ・オンチャン(タイ環境研究所上席顧問・タイ、IGES理事) ホーセン・リー(韓国エネルギー環境研究院院長・韓国、IGES理事) | |||
ペーター・デジャノシ(前国際応用システム分析研究所長・米国、IGES理事) | |||
ペーター・ヘニッケ(ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所副所長兼エネルギー部長・ドイツ、IGES評議員) | |||
國部克彦(神戸大学大学院経営学研究科助教授) 須田泰一朗((株)関西電力立地環境本部環境部長) 吉村孝史(松下電器産業(株)環境本部環境保護推進室室長) |
通 訳:日英同時通訳つき
参加費:無料(先着250名)
3.申込方法
住所・氏名・所属・電話番号を明記のうえ、郵便・FAX又はEメールにて下記実行委員会事務局まで申し込み。
申込締切:6月13日(火)
4.連絡先
「産業と環境」国際シンポジウム実行委員会
財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
住所:〒240-0198 神奈川県三浦郡葉山町上山口1560―39
TEL:0468-55-3720 FAX:0468-55-3709 Eメール:iges@iges.or.jp
兵庫県県民生活部環境局環境政策課内
住所:〒650-8567神戸市中央区下山手通5-10-1
TEL:078-362-9096 FAX:078-362-4024 Eメール:sympo@pref.hyogo.jp
添付資料
- 連絡先
- 環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課研究調査室
室 長 :木村祐二(内線6743)
補 佐 :水野 理(内線6746)
補 佐 :村井 悟(内線6747)