報道発表資料
- 地球環境
気候変動適応シンポジウム「気候変動適応社会へ、地域からの変革」 環境省環境研究総合推進費「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」シンポジウム 及び地域適応フォーラム会合 の開催について(お知らせ)
環境省環境研究総合推進費「S-8 温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」の一環として、これまでの研究成果を国民の各界各層に広く発信し、地域・自治体における気候変動影響と適応研究、及び適応策の一層の促進に資するため、気候変動適応シンポジウム「気候変動適応社会へ、地域からの挑戦」を開催します。
1.概要
タイトル
気候変動適応シンポジウム「気候変動適応社会へ、地域からの変革」
開催趣旨
環境省環境研究総合推進費「S-8温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」の一環として、気候変動適応シンポジウム「気候変動適応社会へ、地域からの挑戦」を開催します。本シンポジウムは、S-8研究内で設置している「気候変動適応社会をめざす地域フォーラム」(略称:地域適応フォーラム)の会合を兼ねるものです。
本シンポジウムの開催目的は、気候変動の影響が一層現れつつある中、気候変動影響に関する最新の研究成果を概観するとともに、今後の地域・自治体における気候変動影響と適応研究、及び適応策の一層の促進に資するため、気候変動影響・適応策に関する研究及び適応策の立案・進行管理等について、ノウハウの共有と情報交換等を行うことです。
平成23年度に引き続き2回目となる今回は、気候変動影響・適応策に関する国内外の最新の動向とともに、S-8研究の成果である気候変動の地域影響の将来予測結果を活用する「簡易推計ツール」、また長野県等で実施された適応策検討の結果を踏まえて作成した「適応策ガイドライン」を紹介し、気候変動影響・適応策に関する地域の実践事例と研究推進の課題等について、情報共有と意見交換を行います。
本シンポジウムは、本テーマに関心ある国民やNGO・NPO、S-8研究に参加する研究機関、地方自治体の行政部局と研究機関、地球温暖化・適応策に先駆的に取り組む関連機関等を主な対象とし、広く研究成果を公開する場として開催します。
日時
平成24年11月15日(木)10時30分~17時10分
場所
法政大学市ヶ谷キャンパススカイホール
(ボアソナード・タワー 26 階、東京都千代田区富士見2-17-1)
参加費
無料
参加予定数
150名程度
主催
学校法人法政大学、S-8 温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究
共催
独立行政法人国立環境研究所
プログラム(予定)
開会
(10:30)
開催挨拶
環境省 (10:30~)
第1部
気候変動影響と適応策を取り巻く政策と研究の動向 (10:40~)
- 報告1
- S-8 温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究プロジェクトの中間報告
- 三村信男(茨城大学)
- 報告2
- 国際的な適応策の検討動向と国内研究
- 原澤英夫(国立環境研究所)
- 報告3
- 気候変動適応の哲学と戦略
- 安原一哉(茨城大学)
- 報告4
- 地域における適応策検討ガイドライン(案)
- 白井信雄(法政大学)
- 討論1
- 会場を交えた質疑応答・意見交換
- 〈昼食・交流会〉簡単な立食形式 (会費制)
第2部
地域における温暖化影響研究・適応策の事例報告 (13:20~)
- 報告5
- 長野県における適応策の研究と政策検討の状況
- 陸 斉(長野環境保全研究所)
- 報告6
- 九州地方及び熊本県における適応策の検討成果と検討課題
- 清水智恵(九州地方環境事務所)
- 報告7
- 埼玉県における適応策の検討状況
- 鶴見 恒(埼玉県)
- 報告8
- 自治体の視点からの適応策の考え方
- 市橋 新(東京都)
- 報告9
- 気候変動リスク・適応策のステイクホルダー会議等
- 馬場健司(電力中央研究所)
- 報告10
- 市民参加型モニタリング及びリスクコミュニケーションの情報プラットフォーム
- 福井弘道(中部大学)
- 討論2
- 会場を交えた質疑応答・意見交換 〈小休憩〉
第3部
パネルディスカッションと意見交換 (15:25~)
- テーマ:
- 気候変動影響・適応策の実装における科学と政策の溝を越えるために
- コーディネイター:
- 田中 充(法政大学)
- パネリスト:
- 三村信男(茨城大学)、 木村富士男(海洋研究開発機構)、小松利光(九州大学)、田中信行(森林総合研究所)、石郷岡康史(農業環境技術研究所)、本田 靖(筑波大学)
登壇者調整中(環境省)
まとめ
「今後の事業スケジュールと参加方法のご案内」 法政大学
閉会
(17:10)
2.参加申し込み方法
参加希望の方は申込み先にファクシミリあるいはE-mailにて、「参加者氏名、所属機関名、連絡先住所・電話番号・E-mail、昼食・交流会への参加希望有無、会合への期待・ご質問・ご提案」をご記入のうえ、お申込みください。なお、申し込みが多数となった場合には受付を締め切る可能性がありますので、お早めにお申し込みください。
3.申込み・問い合わせ先
法政大学 地域研究センター 温暖化適応プロジェクト 事務局
TEL:03-3264-4177 FAX:03-3264-5229 E-mail:tekiou@ml.hosei.ac.jp
- 連絡先
- 環境省地球環境局総務課研究調査室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8247
室長 :辻原浩 (内:6730)
室長補佐:近藤昌幸(内:6744)
担当 :房村拓矢(内:6732)
国立大学法人茨城大学
地球変動適応科学研究機関
機関長・教授:三村信男
学校法人法政大学地域研究センター
教授 :田中 充
独立行政法人国立環境研究所
社会環境システム研究センター
センター長:原澤英夫
関連情報
関連Webページ
過去の報道発表資料
- 平成22年7月16日
- 気候変動対応フォーラム―グリーン・イノベーションに向けた気候変動研究の新しい展開―
- 平成21年10月9日
- 環境省地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクトS-4「温暖化の危険な水準及び温室効果ガス安定化レベル検討のための温暖化影響の総合的評価に関する研究」一般公開シンポジウム 「地球温暖化『世界と日本への影響』―長期的な気候安定化レベルと影響リスクの見通し―」の開催について(お知らせ)
- 平成21年5月29日
- 地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクト「温暖化影響総合予測プロジェクト」成果発表について~地球温暖化「日本への影響」-長期的な気候安定化レベルと影響リスク評価- ~
- 平成20年5月29日
- 地球環境研究総合推進費戦略的研究プロジェクト「温暖化影響総合予測プロジェクト」成果発表のお知らせ~ 地球温暖化「日本への影響」-最新の科学的知見- ~