報道発表資料

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2012年10月02日
  • 地球環境

2012年度ウォームビズについて(第1報)(お知らせ)

 環境省では2005年度から、冬の地球温暖化対策の一つとして、暖房時の室温20℃設定で心地良く過ごすことのできるライフスタイル「WARM BIZ」(ウォームビズ)を推進しています。
 今年度も11月1日から3月31日までをウォームビズ期間とし、エネルギー全般の使い方を見直しながら、各主体が低炭素社会の構築に向けたビジネススタイル・ライフスタイルに変革することを目指し、オフィスや家庭でできる「ウォームビズ」の普及啓発を予定しています。また、今年度は、「ウォームビズ」の中でみんなで暖かいところに集まったり、家庭の暖房を止めて、街に出かけることでエネルギー消費の削減になる「ウォームシェア」を呼びかけていきます。

1.ウォームビズについて

 環境省ではCO2を始めとする温室効果ガス排出量の削減のため、2005年から過度な暖房使用を控えながらも快適に過ごす「ウォームビズ」の実践を、自治体、民間企業、各家庭に対して呼びかけ、室温20℃を目処に適切な暖房機器の使用を啓発してきました。
 エネルギー全般の使い方を見直し、各主体が低炭素社会の構築に向けたビジネススタイル・ライフスタイルに変革することを目指し、オフィスや家庭でできるウォームビズのアイデアを特設WEBサイト、ポスター、チラシ等でわかりやすく提案します。(詳細は「別紙」参照)
 さらに、今年度は、ウォームビズの中で、「WARM SHARE(ウォームシェア)」も呼びかけます。ウォームシェアとは、一人一人が暖房を使うのではなく、家族や御近所で一つの部屋に集まることや、暖房を止めて街に出かけることでエネルギーの節約につながるというものです。
 みんなで集まることで、暖かさだけではなく、楽しさや、うれしさもシェアできます。また、みんなが暖房を止めて街に出かけることでエネルギーの節約にもなり、街の活性化にもつながります。

ウォームビズ期間:2012年11月1日~2013年3月31日
特設WEBサイトURL:
http://www.challenge25.go.jp/practice/warmbiz/warmbiz2012/
※サイト上でウォームビズに賛同していただくと、ロゴ、ポスター、チラシなどの啓発ツールがダウンロードできるようになります。ポスター、チラシ等、その他のツールについては後日本サイト等でお知らせいたします。

2.啓発活動について

 日本百貨店協会及び日本チェーンストア協会では、ウォームビズについて以下の取組を行う予定であり、環境省としてもこれらと連携して啓発活動を行います。

(1)日本百貨店協会との連携

 日本百貨店協会では、節電対策及び地球温暖化防止に貢献するため、日本百貨店協会の全会員店(86社236店舗)において11月から、安全衛生や商品特性に配慮しつつ空調温度緩和の取組を実施します。
 また、各店舗において、ウォームビズ関連商品の特設販売スペースの設置のほか、ウォームビズポスターやその他のツール等を活用し、ライフスタイルの変革を促すウォームビズの周知に取り組みます。

(2)日本チェーンストア協会との連携

 日本チェーンストア協会では、環境対策、節電対策の両面からウォームビズに協力し、会員企業において店舗内の空調設定温度の見直しを実施します。
また、消費者に向けて体が温かくなる料理や食材の提案等による暖房の使用低減や家庭での団らん、保温効果の高い服装による暖房の設定見直し等の提案を行うなど、ライフスタイルの変革によるウォームビズの周知に取り組みます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
国民生活対策室 (代表:03-3581-3351)
           (直通:03-5521-8341)
 室長(併任):和田 篤也 (内:6770)
 担当    :佐藤 匡廣 (内:6792)
         相澤 和春 (内:6793)
         押田 崇之 (内:6793)

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