「平成２４年度山岳環境保全対策支援事業」の補助金交付決定について

１．経緯

　平成24 年度山岳環境保全対策支援事業(*1)については、地域協議会等(*2)から推薦のあった６事業者について、山岳環境保全対策審査委員会(*3)の審査及び補助金交付申請事務書類の審査を経て、補助金交付を決定しましたので、お知らせいたします。

*1

　本事業は、山小屋等が公共的機能を発揮するために必要な環境保全施設（トイレ）の新設等を行う場合に、国がその事業経費の1/2（原則）を補助するもの。

*2

　自然公園内の山域ごとに、山小屋等事業者と地方公共団体等の幅広い団体等の参 画により山岳環境保全と適正な登山利用に向けた取組について協議し、これを適切 に推進することを目的とするもの。

*3

　地域協議会等から推薦があった補助事業の事業計画等について審査し、補助事業の実施の可否を判定するもの。

２．山岳環境保全対策審査委員会　名簿

土屋　俊幸

東京農工大学大学院農学研究院 教授（委員長）

上　幸雄

NPO法人　山のECHO代表理事

３．山岳環境保全対策審査委員会での委員の主なコメント（要旨）及び対応

整備するトイレについては、

・

　受益者負担の観点から必ず有料とすること

・

　山小屋の外部にあるトイレはもちろん、
　内部のトイレについても、宿泊者以外が利用できる公衆トイレとしての役割を果たすこと

コメントに対する環境省の対応

　各地域協議会事務局より、補助金交付決定者に対し、有料トイレであることや、だれでも利用できること等の標示を指導する。

４．補助金交付決定者

下表のとおり。