報道発表資料

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2012年09月13日
  • 地球環境

HEMS利用の価値向上のための調査事業検討会の開催(第1回)について(お知らせ)

 HEMS利用の価値向上のための調査事業検討会(第1回)を、下記のとおり開催します。なお、会議は公開とします。

1.日時

平成24年9月21日(金) 16:00~18:00

2.場所

一般財団法人日本航空協会 航空会館B101会議室
(住所)東京都港区新橋1-18-1
http://www.kokukaikan.com/

3.議題(予定)

(1)「平成24年度HEMS利用の価値向上のための調査事業」について
(2)HEMS利用の価値向上に資する仕組みの構築のための調査について
(3)HEMS利用によるエネルギー消費データ収集と分析について
(4)家庭向けエコ診断の効果検証について
(5)その他

4.傍聴

 傍聴を御希望の方は、9月19日(水)17:00まで(必着)に、[1]氏名、[2]住所、[3]電話番号、[4]勤務先、[5]電子メールアドレスを明記の上、下記申込み先まで、電子メールにて登録ください。お申込みは、傍聴希望者1名につき1通とさせていただきます。件名は必ず「HEMS利用の価値向上のための調査事業検討会(第1回)傍聴希望」と記載ください。希望者多数の場合は抽選とし、「傍聴可」の方にのみ、事務局から9月20日(木)12:00までに電子メールにて御連絡しますので、あらかじめ御了承ください。傍聴可の方は、事務局から連絡をさせていただいた電子メールの写しを開催日当日にお持ちいただき、受付時に御提示ください。登録のない場合は、傍聴をお断りすることがあります。なお、傍聴受付につきましては、株式会社早稲田総研イニシアティブに委託して実施しております。

マスコミ関係の方は取材登録をお願いいたします。9月19日(水)17:00まで(必着)に、下記連絡先まで電子メールでお申込みください。カメラ撮りを御希望の方は、その旨もお申出ください。カメラ撮りは会議の冒頭のみでお願いします。
傍聴希望者の情報は、事務局及び環境省が当検討会の傍聴受付の整理の目的に限り利用します。
<傍聴申込み先>
HEMS利用の価値向上のための調査事業検討会事務局
(株式会社早稲田総研イニシアティブ)
東京都新宿区馬場下町5 早稲田駅前ビル4F
担当:天野、斉藤
電子メール:hems2012@w-ri.jp

<参考>HEMS利用の価値向上のための調査事業について

 我が国の温室効果ガス排出量は、京都議定書に基づき基準年比(1990年比)で6%の削減が求められており、また中長期的に持続可能な低炭素社会を構築するためにも、家庭も含めた全分野で大幅な削減が必要です。しかし、家庭部門については2010年に、1990年比で3割以上の増加となっています。
 CO2排出量やエネルギー消費量を「見える化」することによる削減効果が広く認められているものの、特に家庭部門で使用される「見える化」機器・システムであるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)(※)については、使用者が感じる魅力の不足や比較的大きな初期投資等の要因により、普及が必ずしも進んでいないのが実状です。この普及を促進させ、低炭素なライフスタイルへの転換を図るためには、HEMS利用に様々なメリットを付加し、家庭での導入のモチベーションを向上させることが重要であり、例えば大量データに基づく効果的な削減対策情報の提示、住人の削減行動を補助・代行する機能の創出、診断員による家庭向けのエコ診断との相乗効果の創出、削減努力に応じたインセンティブの付与等の新しい仕組みが求められています。
 本調査事業は、多様なHEMSを通して得られる家庭のエネルギー消費情報を効率的に収集する仕組みを試行的に構築し、集約された多様な世帯属性のエネルギー消費情報を基にした付加価値の探究、HEMS機器の導入と継続利用のモチベーション増大につながるインセンティブ提供方法の調査検討等を行い、HEMSの普及促進と、それによる低炭素なライフスタイルの促進に資するHEMS利用の価値向上に向けた基礎的な知見の獲得を行うことを目的としています。

※エネルギーの使用状況をリアルタイムで表示する等、家庭におけるエネルギー管理を支援するシステム。

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8355)
 課長    : 室石 泰弘 (内6770)
 課長補佐 : 増田 大美 (内6729)
 係長    : 佐竹 輝洋 (内6729)
 担当    : 小澤 尚久 (内6762)