報道発表資料
佐渡トキ保護センターで本年ふ化したトキ2羽について、性別判定の結果、1羽(5月8日ふ化)が雄、1羽(5月10日ふ化)が雌である可能性が高いことが判明しましたので、お知らせします。
1. 環境庁では、今年ふ化したヒナの性別判定(ふ化後に殻の中に残った細胞によるDNA判定)を、東京都恩賜上野動物園に依頼して実施した。
2. 判定の結果、5月8日ふ化のヒナは雄、5月10日ふ化のヒナは雌である可能性が高いことが、判明した。
(参考)
・ | 今回のDNAによる性別判定の実施は、5月30日に開催されたトキ増殖技術現地検討会の結果を受けたものである。 | |
・ | 前回の優優の性別判定には、抜け落ちた羽根に付着した細胞を用いたところであるが、今回は、新たに卵内細胞による早期判定を試みたものである。今回の判定結果の確度を上げるためには、今後抜け落ちる羽根等による追加検査が必要となる。 |
- 連絡先
- 環境庁自然保護局野生生物課
課 長 :森 康二郎(6460)
担 当 :鳥居・植田(6464)