報道発表資料

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2012年07月02日
  • 地球環境

平成24年度スーパークールビズの実施について(第4報)(お知らせ)

 環境省では、地球温暖化対策の一環として、各主体のクールビズを通じた温暖化防止及び節電の取組が促進されるよう、本格実施の6月から9月末までは、昨年より「SUPER COOLBIZ(スーパークールビズ)」として、普及啓発を強化しています。
 この度、スーパークールビズの一環である「クールシェア」について、地域で気軽に集まって涼むことができる場所を「クールシェアスポット」として、賛同する企業・団体、個人が登録できるオンライン上の地図「クールシェアマップ」が7月2日(月)から公開されます。
 さらに、全国各地の自治体においてもクールシェアへの賛同が広がっているため、これらの自治体の取組を紹介し、より一層多くの自治体や地域での取組を一層推進してまいります。

1.「クールシェアマップ」の公開について

 「クールシェア」について、賛同する企業・団体、個人が地域で気軽に集って涼むことができる場所を「クールシェアスポット」として登録できるオンライン上の地図「クールシェアマップ」が公開されます。

「クールシェアスポット」として登録できる施設、店舗等は、原則として、

  • エアコンの過度な使用を控え、
  • ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせる場所

とし、クールシェアロゴマークをダウンロードし掲出することが可能です。
 また、クールシェアの実践にあわせて、涼しげな服装での来店等の対応へのご協力もお願いいたします。

公開日
:7月2日(月)
URL
http://cool.sharemap.jp/
公開時点では、全国の主な公園、図書館、遊園地・テーマパーク、美術館・博物館・科学館、動物園・水族館などの施設と一部の商業施設が登録されています。

2.全国各地の自治体のクールシェアの取組の紹介

 全国各地の自治体においてもクールシェアへの賛同が広がっているため、これらの自治体の取組を紹介し、より一層多くの自治体や地域での取組を一層推進してまいります。

熊谷市

 日本一あついまち“くまがや”から、「クールシェアくまがや」として、商工業団体、市、環境団体、市民活動団体、自治会、PTA連合会などが賛同し、地域ぐるみでクールシェアに取り組む。
 ひとり一台のエアコンの使用をやめ、お店や公共施設などの涼しい場所に集まることで、電力消費を減らすほか、人と人のつながりを深め、コミュニティやまちの活性化というプラスの価値も生み出す。
 クールシェアくまがやに参加するお店等民間施設では、クールシェアで来店された方へ独自のサービスが提供される。
 また、クールシェアスポットやクールシェアイべントをホームページで紹介する。
 (参考)
 http://www.city.kumagaya.lg.jp/kakuka/sogo/kikaku/oshirase/cool_share.html

荒川区

 区施設を利用して「あらかわ街なか避暑地」を開設する。家庭での電気の使用を抑え、区全体の節電効果を向上させるだけでなく、高齢者等の熱中症対策も図る。実施施設の一部では、熱中症セミナーなど健康に関するイベントや夏祭り、節電検定などのイベントを実施する。また、イベントの参加者には、荒川区のシンボルキャラクター「あら坊」をモチーフとしたカラフルな「あら坊エコカード」を進呈する。あら坊エコカードは、集めた枚数に応じてエコグッズなどと交換できる。
 (参考)
 http://www.city.arakawa.tokyo.jp/kurashi/bosaibohan/touhokujisinkeika/keikakuteiden/matinakahisyoti.html

長野県

 電力需要のピーク時間帯に家の電気を消して商業施設や観光スポット等に外出することで社会全体としての節電を図り、経済の活性化と家庭の電力コスト削減にも貢献するため、県内の施設や場所を広く募集し、「信州クールシェアスポット」として登録を行い、県のホームページ等を通じてPRを行う。
 (参考)
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/ondanka/happyo/120605coolshare.pdf

 http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/ondanka/happyo/120622coolshare.pdf

 http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/ondanka/honbu/index.html#coolshare2

北九州市

 暑い時間帯に家庭のエアコンやテレビを消して、まちなかの商店街や百貨店など涼しいところで過ごし、家庭の省エネ・節電を図るとともに、まちなかの賑わいづくりも進める「まちなか避暑地」を実施する。
 具体的には13~17時に原則自家用車を使わずにまちなかに外出し、「まちなか避暑地ポスター」が貼られている参加店を利用した際に「まちひしょカード」を提示することで特典が受けられる仕組みを実施する。
 (参考)
 http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00200056.html

福岡市

 節電の一層の促進のため、7月1日からから9月30日までの期間,市内の民間団体とも連携し,『クールシェアふくおか』と題し、多くの人に公共施設や商業施設などへの来訪を呼びかける。
 具体的には各対象施設に「クールシェアふくおか」のロゴマークを掲げることで,対象施設であることを表示するとともに,福岡市ホームページに特設のサイトを開設し,対象施設の概要や特典などクールシェアに関連するさまざまな情報発信を行っています。
 (参考)
 http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/ondan/life/coolshare_fukuoka_top.html

スーパークールビズの概要
  • 温室効果ガス削減のため、平成17年の夏より、冷房時の室温を28℃にしても、オフィスで快適に過ごせる「クールビズ(COOL BIZ)」を提唱してきました。
  • 今年も昨年に引き続き節電の取組が必要とされるため、従来6月から9月のクールビズ期間の開始を1ヶ月前倒し(5月1日スタート)、また終了日も1ヶ月延長(10月31日終了)することとしました。
  • クールビズの本格実施となる6月1日から9月30日までは、各主体のクールビズを通じた温暖化防止及び節電の取組が促進されるよう、「スーパークールビズ」として、より一層の軽装や暑さをしのぐ工夫などの普及啓発を強化しています。
(1)スーパークールビズとは(別紙1)
従来から訴求している室温28℃や軽装といったクールビズの取組をさらに徹底し、日常の様々な工夫で快適に過ごす取組を推進。今年度は、一人一台のエアコンの使用をやめ、涼しい場所をみんなでシェアする「COOL SHARE」(別紙2)をコンセプトに追加しました。
(2)環境省における軽装の率先実行(別紙3)
従来から訴求している室温28℃を徹底するため、6月からは、環境省において一歩踏み込んだ軽装を率先的に行っています。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
国民生活対策室 (代表:03-3581-3351)
           (直通:03-5521-8341)
室長(併任):室石 泰弘 (内:6770)
担当    :相澤 和春 (内:6793)
        押田 崇之 (内:6794)

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