報道発表資料
環境省は、厚生労働省及び経済産業省と合同で「有機顔料中に副生するPCBの工業技術的・経済的に低減可能なレベルに関する検討会」第1回会合を開催します。検討会では有機顔料中に非意図的に副生したポリ塩化ビフェニル(PCB)の工業技術的・経済的に低減可能なレベルに関する検討を行います。検討結果は年内に取りまとめる予定です。
1.経緯
化成品工業協会からの報告により、一部の有機顔料が、製造工程において非意図的に副生したポリ塩化ビフェニル(PCB)を含有することが判明しました。これを受け、厚生労働省、経済産業省及び環境省は、合同の検討会を開催します。
2.検討会の開催について
(1)目的
本検討会では、一部の有機顔料中で非意図的に副生するPCBについて、技術的・経済的に低減可能なレベル(BATレベル)を検討・評価することを目的とします。
(2)形式
3省(厚生労働省、経済産業省、環境省)の合同検討会として開催します。
3.第1回会合について
第1回会合は公開で行います。ただし、公開することにより公正かつ中立な審議に著しい支障を及ぼすおそれのある場合、又は特定の者に不当な利益若しくは不利益をもたらすおそれのある場合は、非公開といたします。
- ○
- 日時 平成24年7月10日(火)13:30~15:30
- ○
- 場所 経済産業省本館地下2階 講堂
- ○
- 議題 (予定)
- 本検討会について
- 検討の進め方について
- 有機顔料中に副生するPCBに関する実態把握
- その他
- ○
- 傍聴申込要項
- [1]
- 傍聴希望の方は、平成24年7月5日(木)12:00(必着)までに、電子メール又はFAXに「有機顔料中に副生するPCBの工業技術的・経済的な低減レベルに関する検討会傍聴希望」と記入し、郵便番号、住所、氏名、所属(勤務先等)、電話番号、及び傍聴券の送付先(電子メールアドレス又はFAX番号)を明記し、下記連絡先までお申し込みください。申込みは、傍聴希望者1名につき1通といたします。なお、この募集は、厚生労働省及び経済産業省においても実施しています。厚生労働省、経済産業省又は環境省のいずれかにお申し込みいただければ、3省で調整いたしますので、同一希望者の傍聴希望を複数の省に提出いただく必要はありません。
- [2]
- 傍聴人数は約50名を予定しています。希望人数が傍聴可能人数を超えた場合は抽選といたします。また、1機関(社、団体)1名までとさせていただきますので、1機関から複数名のお申込みは御遠慮下さい。
- [3]
- 抽選の結果、傍聴可否については、7月6日(金)中に連絡予定です。
- [4]
- 電子メールで申し込まれた場合は返信メールを印刷したものを、FAXで申し込まれた場合はこちらからの返信を傍聴券といたしますので、傍聴の際には身分を証明するものと合わせて御持参願います。
- ○
- 取材要領
- 撮影を御希望の方は、担当者まで御連絡ください。撮影は冒頭のみとします。
4.今後のスケジュール
有機顔料の製造・輸入事業者に対する実態調査の結果(報告期限は有機顔料の種類により5月10日又は8月10日)や、ヒアリング等を踏まえて、有機顔料中に副生するPCB の工業技術的・経済的に低減可能なレベル(BATレベル)に関する検討会を進めます。年内を目処に結果を
取りまとめる予定です。
なお、本検討会の結果については、必要に応じて3省の関連する審議会に報告します。
5.連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部企画課化学物質審査室
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-3581-3351(内線6329, 6314) 担当:中内、笠間
FAX:03-3581-3370
電子メール:chem@env.go.jp
TEL:03-3581-3351(内線6329, 6314) 担当:中内、笠間
FAX:03-3581-3370
電子メール:chem@env.go.jp
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局企画課化学物質審査室
直通:03-5521-8253
代表:03-3581-3351
室長 瀬川 恵子(内線6309)
室長補佐 小岩 真之(内線6324)
担当 中内 晶 (内線6329)
笠間 識史(内線6314)