報道発表資料

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2012年06月25日
  • 大気環境

平成24年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)における実証対象技術の募集について(お知らせ)

平成24年度環境技術実証事業のうち、ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、一般財団法人建材試験センターが、平成24年6月25日(月)から7月31日(火)まで、実証対象技術を募集します。

 平成24年度環境技術実証事業のうち、ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、今年度の実証機関である一般財団法人建材試験センターが、平成24年6月25日(月)から7月31日(火)まで、平成24年度の実証試験の対象となる技術を募集します。
 なお、詳細については、以下の問い合わせ先のURLまたは、環境省の本報道発表資料のウェブページの添付資料より、「募集要領」等を御覧ください。

<問い合わせ先>
一般財団法人建材試験センター 経営企画部 調査研究課 担当:中村、村上
〒340-0015 埼玉県草加市高砂2丁目9番2号アコス北館Nビル
TEL:048-920-3814(直通) FAX:048-920-3821
E-mail:heat_24@jtccm.or.jp
URL:http://www.jtccm.or.jp/etv/heat/

※平成24年度の実証試験要領は、環境省環境技術実証事業ウェブサイトの実証試験要領のウェブページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/t3_06.html)から各技術分野のものをダウンロードし、御覧ください。
 また、同ウェブサイトの「環境技術実証事業の実施要領」の「平成24年度環境技術実証事業実施要領」等の各リンクも併せて御参照ください。
 (https://www.env.go.jp/policy/etv/t3_02.html

参考(背景・経緯)
 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術を実証する手法・体制の確立を図ると共に、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)
 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「建築物外皮による空調負荷低減等技術」の実証試験を行っています。

 ※建築物(事務所、店舗、住宅など)に後付けができる外皮によって室内冷房負荷の低減等をさせ、人工排熱を減少させる技術があります。代表的なものとして、窓ガラスの遮蔽性能を向上させ日射熱の侵入量を抑制させる「窓用日射遮蔽フィルム(窓用日射遮蔽コーティング材)」や建築物の屋根・屋上の日射反射率を高め表面温度を低下させる「屋根・屋上用高反射率塗料」があります。また、平成22年度より実証対象とした技術として、建築物の屋根・屋上に敷設し、蒸発潜熱により屋根・屋上表面温度を低下させる「屋根・屋上用保水性建材」があります。これらは、既存の建築物に適用が可能であること、大規模な工事を必要としないこと、屋上緑化等の技術と異なり建物への荷重が問題とならないこと等の理由により、他のヒートアイランド対策と比較して導入が容易な技術といえます。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室長:西本 俊幸  (内線6550)
補佐:大久保 敦  (内線6551)
担当:佐久間 宇洋(内線6554)

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