報道発表資料
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- リユース食器は、使い捨て容器に替えて使用する、繰り返し利用できる食器です。リユース食器の利点は「使い捨て容器ごみ」の削減による資源の節約、廃棄物発生量の削減、利用者への環境啓発の効果等が期待できます。
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- この度、環境省では、リユース食器の衛生管理がその普及の課題になっていることも踏まえ、リユース食器を導入している先進的な地方公共団体の取組事例などを盛り込んだ「地方公共団体向けリユース食器普及啓発資料」をまとめました。これを全国の自治体の環境部局や保健衛生部局・保健所等へ周知することにより、リユース食器の普及促進に努めることとしております。
資料の主な内容
1 リユース食器について
- (1)
- リユース食器の特徴
- (2)
- リユース食器の利用実績
「リユース食器ネットワーク」参加団体による、リユース食器の貸し出し件数は2005年に584件であったものが2010年には1937件と大幅に増加しています。 |
2 リユース食器を導入する自治体の衛生面の基準、要綱等
従来、不特定多数の人を対象とした臨時のイベント会場では、一般の常設施設とは違い、衛生管理の点から「イベント会場における食器類は原則として、使い捨て容器のものを使用する」としてリユース食器を認めない自治体が多くあります。その一方で、食器類を衛生的に洗浄、保管できる設備等がある場合はリユース食器の使用を認める自治体もあります。
そこで、リユース食器の一層の活用が進むよう、リユース食器の使用を認める自治体での衛生管理に関する基準や目安に係わる取扱要綱や要領、リユース食器事業者の洗浄・保管方法や自主ガイドラインについて紹介しています。
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- 関連指針・マニュアル等における食器の衛生管理
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- 自治体の臨時営業等に関する取扱要綱、要領
- [3]
- リユース食器事業者の洗浄・保管方法
また、今回の普及啓発資料の作成に当たり実施したリユース食器事業者の衛生管理に関する現場把握のための調査によれば、リユース食器と一般の飲食店・学校給食で使われている食器について衛生検査の結果に大きな差は見られませんでした。
3 自治体の先進事例
具体的な取組についての情報不足が普及促進の妨げになっています。このため、リユース食器の普及啓発に取り組む先進的な自治体の取組をまとめました。
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- 「臨時営業に関する要領」などを新設するケース
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- エコイベントの実施マニュアル等を作成して、住民に普及啓発を図るケース
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- 自治体がリユース食器を貸し出すケース
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- 自治体が食器洗浄車を貸し出すケース
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- 自治体がリユース食器利用費を助成するケース
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- 自治体が主催するイベント等での利用するケース
普及啓発資料送付先自治体
47都道府県及び20政令指定都市、全国市区町村の環境部局及び保健衛生部局
(保健衛生部局には環境部局を通じて送付)
閲覧方法
添付資料「地方公共団体向けリユース食器普及啓発資料」をご覧ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通 :03-5521-8336
代表 :03-3581-3351
室長 :永島 徹也 (内線6898)
室長補佐:御厩敷(おんまやしき) 寛 (内線6807)
担当 :霜田 康司 (内線6819)