報道発表資料

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2000年05月10日

河川環境保全に関する環境庁・建設省連絡会議(第9回)の結果について

環境庁と建設省は、5月10日(水)午前、第9回「河川環境保全に関する環境庁・建設省連絡会議」を開催し、以下の事項について、情報交換を行うとともに、今後両省庁間で協力して取り組むことを確認した。

1. 長良川河口堰のモニタリングについて

  建設省から長良川河口堰のモニタリング調査の結果について報告があり、今後とも調査結果等の情報交換を行うことを確認した。

2. 希少猛禽類について

  建設省からワシタカ類調査の取組状況について報告があり、今後とも情報交換を図りながら、希少猛禽類の保全に向けた取組を引き続き進めることを確認した。

3. ダム周辺の山林保全措置に対する費用負担制度の創設について

  建設省から新たに設けられた、ダム周辺の山林保全措置に対する費用負担制度の紹介がなされた。今後両省庁で、ダム周辺の環境保全への本制度の活用可能性について検討していくことを確認した。

4. ダイオキシン類対策の動向について

  河川のダイオキシン類調査について、平成11年度の実施状況及び平成12年度の調査計画等に関する情報交換を行い、今後とも、両省庁が連携して、全国的な実態調査、監視等を実施していくことを確認した。

5. 内分泌攪乱化学物質等(環境ホルモン等)調査について

  平成10年度から環境庁と建設省が連携して実施している水環境中の内分泌撹乱化学物質等調査について、平成11年度の実施状況及び平成12年度の調査計画等に関する情報交換を行い、今後とも密接に連携していくことを確認した。

連絡先
環境庁水質保全局水質管理課
課 長 :小沢 典夫(6630)

環境庁自然保護局計画課
課 長 :小野寺 浩(6430)

環境庁自然保護局野生生物課
課 長 :森康 二郎(6460)