報道発表資料
環境省では、政府の成長戦略の一環として、我が国の企業が有する技術を活かしてアジア域内の水ビジネス市場への進出を支援する目的で、平成23 年度より
「アジア水環境改善モデル事業」を実施しています。本モデル事業の実施を通じ、水質汚濁が深刻化しているアジア諸国への我が国企業の進出を促進し、水環境の改善を図ります。
環境省はその一環として、平成24年6月6日に東京都内において、昨年度公募プロセスを経て実施した5件の実現可能性調査(FS)の検討内容等を紹介するセミナーを開催します。
1.日時・場所等
- 日時:
- 平成24 年6月6日(水) 14:00-16:30 (13:30 開場)
- 場所:
- ホテル ルポール麹町 3階 マーブル
(東京都千代田区平河町 2-4-3)
http://www.leport.jp/map/access.html - 定員:
- 160 名程度(参加申込の先着順)
2.プログラム概要
14:00 | 開会 |
14:05 | アジアにおける水環境改善ビジネスについて (環境省水・大気環境局水環境課) |
14:20 | マレーシア国における養豚場廃水のゼロエミッション化水処理システム ((株)アクア) |
14:50 | ベトナム・ダナン市工業団地排水処理事業 (鹿島建設(株)) |
15:20 | インドネシア国ジャカルタ特別州近郊での浄化槽面整備による水質改善事業 ((株)クボタ) |
15:50 | ベトナム国におけるバイオトイレ導入による水環境改善事業 ((株)長大) |
16:20 | 全体質疑等 |
16:30 | 閉会 |
3.セミナー開催の背景
- 環境省では、政府の成長戦略の一環として、我が国の企業が有する技術を活かしてアジア域内の水ビジネス市場への進出を支援する目的で、平成23 年度より「アジア水環境改善モデル事業」を実施しています。本モデル事業の実施を通じ、水質汚濁が深刻化しているアジア諸国への我が国企業の進出を促進し水環境の改善を図るとともに、今後の効果的な行政施策のあり方について検討を進めています。
- 平成23 年度は、公募を経て選定された5組の事業者が、アジア4ヶ国において実現可能性調査(FS)を実施し、そのうちの2 件については本年度現地で水環境改善効果の実証試験を実施する予定です。また今年度も、昨年度に引き続き水環境改善ビジネス展開のための実現可能性調査を実施するとともに、海外事業展開可能性国の水質汚染問題等の現状や技術ニーズ、水環境に関する法令等に関する調査の実施を予定しています。
- 今般のセミナーでは、昨年度実施した実施可能性調査結果を各事業者から発表し、参加される皆様の事業展開の参考としていただくとともに、今年度実施する調査内容やその他水環境改善ビジネスの海外展開に向けた今後の行政施策のあり方等についてご意見を頂く機会としたいと考えています。
4.お問い合わせ先及び参加申込方法
- お問い合わせ先:
- (株)三菱総合研究所
- 環境エネルギー研究本部 担当 大城、石川、柴
- 〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10 番3号
TEL:03-6705-6135 - 申込先:
- 5月29 日(火)より下記(株)三菱総合研究所のホームページよりお申込下さい。
http://www.mri.co.jp/seminar20120606/
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課直通 : 0 3 - 5 5 2 1 - 8 3 1 2
代表 : 0 3 - 3 5 8 1 - 3 3 5 1
課長 :吉田 延雄(内線6610)
課長補佐:若公 崇敏(内線6618)
係長 :鎌田 卓 (内線6624)