報道発表資料
第14回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM14)が5月3日(木)、4日(金)に中国にて開催されることになりましたのでお知らせいたします。
今回の会合では、三カ国の国内環境政策の進捗状況の紹介を行うとともに、気候変動対策、黄砂等の越境汚染対策などや、東日本大震災の教訓も踏まえた災害による環境影響防止のための取組について議論を行い、共同コミュニケの採択を予定しています。また、学生フォーラム、ビジネスフォーラムを開催し、各国大臣との対話を行います。
1.背景
日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM : Tripartite Environment Ministers Meeting)は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化するため、1999年(平成11年)から毎年各国持ち回りで開催しています。(昨年は4月に韓国・釜山で開催)
これまでのコミュニケ等については、以下のウェブサイトを御参照ください。
・TEMM公式ウェブサイト https://www.tcs-asia.org/en/cooperation/overview.php?topics=15
・日本語解説サイト https://www.env.go.jp/earth/coop/temm/introduction_j.html
2.日程(予定)
- 5月3日(木)
- 夕
- 日韓バイ会談、日中バイ会談
- 夜
- 中国環境保護部長主催夕食会
- 5月4日(金)
- 午前
- 日中韓三カ国環境大臣会合
- 昼
- 三カ国共同コミュニケ署名式、共同記者会見
3.開催場所
中国・北京
4.議題
[1]三カ国の国内環境政策の紹介
[2]地球規模及び地域環境課題に関する主要な政策
・ 気候変動対策
・ 生物多様性に関する取組
・ 黄砂等越境汚染対策
・ 有害廃棄物の不法越境移動防止対策
・ 災害による環境影響防止対策 等
[3]三カ国の共同行動計画の進捗評価
[4]学生フォーラム、ビジネスフォーラムとの対話
5.その他
本会合終了後(5月4日午後)に、本会合出席者の同席の下、日中韓エコラベル関係機関代表による覚書署名が行われます。
- 連絡先
- 環境省地球環境局国際連携課
国際協力室 (代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8248)
室長:新田 晃 (内:6765)
担当:大塚 華 (内:6764)
溝口 恵子(内:6764)