報道発表資料

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2000年08月31日

第4回音風景保全全国大会の開催について

環境庁が平成8年度に実施した「残したい“日本の音風景100選”」事業を契機に設立された全国音風景保全連絡協議会の主催により「第4回音風景保全全国大会」が9月28日、29日の両日、静岡県本川根町において開催される。
 同大会は、日常生活の中で耳を澄ませば聞こえてくる様々な音を再発見し、良好な音環境を保全するための地域に根ざした取組を行い、音環境保全意識の高揚と音環境保全の推進を図ることを目的としている。
 今回は、南アルプスあぷとラインに乗車して、山間の静けさの中で自然の音に耳を澄ましながら俳句・短歌を詠む「音風景俳句・短歌を詠む」等が予定されている。
1.日  時平成12年9月28日(木)、29日(金)
2.行事名第4回音風景保全全国大会
3.場  所本川根町民文化会館
  静岡県榛原郡本川根町藤川909-1(TEL:0547-59-3106)
4.主  催静岡県本川根町、全国音風景保全連絡協議会
5.共  催環境庁、静岡県
6.参加者全国音風景保全連絡協議会会員、地方公共団体、一般市民
7.プログラム概要(詳細は別紙1を参照)
9月28日(木)
開会式/本川根町民文化会館ホール
基調講演「山下 充康氏/音の不思議」
記念講演「マリ・クリスティーヌ氏/日本の音風景を見つめて」
音風景保全の取組事例報告
9月29日(金)
「音風景俳句・短歌を詠む」
体験型ミュージアム「音戯の郷」見学
「川沿いを行く蒸気の排気音と汽笛の響き」
(本川根町の音風景であるSLの汽笛の響きとその風景を鑑賞する。)

(参考)
1. 環境庁は、全国各地で、人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)を広く公募し、音環境を保全する上で特に意義があると認められるもの100件を、平成8年7月1日に「残したい“日本の音風景100選”」として認定した。本事業を契機として全国的な音環境保全の普及促進を図っている。
2. 全国音風景保全連絡協議会加入団体全国176の地方公共団体等(詳細は別紙2参照)

添付資料

連絡先
環境庁大気保全局企画課大気生活環境室
室 長 :藤田 八暉 (内線6540)
 補 佐 :戸田 英作 (内線6543)
 担 当 :高尾、阿部 (内線6546)