報道発表資料
水に関する関係6省庁(環境庁、国土庁、厚生省、農林水産省、通商産業省及び建設省)は、8月1日(火)、ホームページ「健全な水循環系構築に向けて」を開設します。
健全な水循環系構築に関する関係省庁連絡会議
(注)本件は、上記各省庁の記者クラブでも同時発表しています。
1.ホームページ開設の趣旨
平成10年8月31日に発足した「健全な水循環系構築に関する関係省庁連絡会議」では、平成11年10月13日に中間とりまとめを公表しています。この中の「健全な水循環系の構築のための施策の基本的方向」において、「関連情報の共有」を掲げていることから、行政間のみならず、国民の方々との情報共有化の一つの手法として、関係省庁で協力しながら、ホームページの開設をすることとなりました。
このホームページは、連絡会議における合意内容、水循環に関する情報などを、広く知っていただくことを目的としています。
2.ホームページのアドレスと内容
(1) | ホームページのアドレス | |
http://www.nla.go.jp/izsei/junkan/index.html (8/1より稼働します) | ||
環境庁のホームページからのアクセスは、 | ||
https://www.env.go.jp/water/index.html | ||
(2) | ホームページの内容 | |
「健全な水循環系構築に向けて」(中間取りまとめ)など連絡会議での合意内容や、関係省庁が保有する水循環に関係する情報を集めた「水循環に関する情報」などを掲載しています。 | ||
(3) | 開設日時 | |
8月1日(火) 「水の日」 |
3.今後の予定
ホームページについては、よりわかりやすくするために表現を工夫するなど、今後も改善をつづけていきます。
また、健全な水循環系の構築に関する関係省庁連絡会議においては、引き続き、より総合的・効率的な施策の実施に向け、相互の連携・協力のあり方等を検討していく予定です。
参考 これまでの経緯
1.会議設置の経緯等
水に関する関係6省庁(環境庁、国土庁、厚生省、農林水産省、通商産業省及び建設省)は、平成10年8月31日に、「健全な水循環系構築に関する関係省庁連絡会議」を設置することを申し合わせた。
環境庁 | 水質保全局 | 水質管理課長 | ||
国土庁 | 長官官房 | 水資源部 | 水資源計画課長 | |
厚生省 | 生活衛生局 | 水道環境部 | 水道整備課長 | |
農林水産省 | 構造改善局 | 計画部 | 地域計画課長 | |
農林水産省 | 林野庁 | 指導部 | 治山課長 | |
通商産業省 | 環境立地局 | 産業施設課長 | ||
通商産業省 | 資源エネルギー庁 | 公益事業部 | 電力技術課開発振興室長 | |
建設省 | 河川局 | 河川計画課長 | ||
建設省 | 都市局 | 下水道部 | 流域下水道課長 |
2.中間とりまとめ
現在の水循環系に対する認識、健全な水循環系の定義、健全な水循環系の構築のための施策の基本的方向、水循環系の問題点ごとの主な要因と対応策のイメージについて、第1回~第15回の会議で得られた共通の認識を中間的にとりまとめた。(平成11年10月13日)
3.平成12年度国土総合開発事業調整費(調査の部)
調査名 | ||
水循環系健全化に向けた総合施策検討調査 | ||
担当省庁 | ||
環境庁、国土庁、厚生省、農水省、林野庁、建設省 | ||
調査概要 | ||
近年顕著になっている平時の河川流量の減少、水質汚濁、湧水の枯渇、都市型水害といった問題は、浸透機能の低下、表流水と地下水の連続性の阻害等水循環系の健全性が損なわれていることに起因しており、流域全体を視野に入れた水循環系の健全化に向けた早急な対応が要請されている。 このため本調査では、水循環の再生による効果及び影響を把握し、現代社会における水循環の健全性の考え方を整理するとともに、水循環健全化手法の検討を行う。 |
- 連絡先
- 環境庁水質保全局水質管理課
課 長 :小沢 典夫(内線6630)
補 佐 :中島 創 (内線6633)
環境庁水質保全局企画課地下水・地盤環境室
室 長 :岩田 元一(内線6670)
補 佐 :白崎 亮 (内線6671)