報道発表資料

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2012年02月07日
  • 保健対策

第1回アジア地域化学物質対策能力向上促進講習(ベトナム)の開催について(お知らせ)

 環境省では、今年度より、アジア地域における各国の化学物質対策能力の向上を促進するため、新たに政府関係者向けの講習を開始することとしました。
 第1回として、ベトナム政府関係者に対する化学物質対策に関する行政施策の講習を、2月16日(木)にベトナム・ハノイにおいて開催します。
 当講習では、日本の化学物質管理の歴史、法制度の枠組みや実際の施策について日本より説明するとともに、ベトナムからの参加者から、ベトナムが直面する化学物質対策の現状と課題についての説明がなされます。その上で、化学物質管理政策についての今後の2国間の協力内容等について情報交換が行われる予定です。

1.開催の趣旨

 アジア地域において化学物質対策の実務者を対象とした、化学物質の有害性評価手法等に関する講習を実施することにより、アジア地域における化学物質対策能力の向上を促進し、適正な化学物質対策の実現を図る。

2.概要

日時:
2月16日(木) 8:30~16:40
場所:
ベトナム・ハノイ市
Press Club, 59 A Ly Thai To Street, Hoan Kiem District, Hanoi, Vietnam
講習対象者:
ベトナムの天然資源環境省の各部局、工商省の化学物質管理局、地方自治 体の天然資源環境部及び工商部局等、ベトナムにおける環境管理に携わる行政関係者。

我が国からは、環境省の担当官、専門家が出席。

3.その他

報道関係者の写真撮影等は、会議冒頭の頭撮りが可能です。

4.プログラム(予定)

報道関係者の写真撮影等は、会議冒頭の頭撮りが可能です。

時間 内容 講演者
08:00-08:30 受付
08:30-08:40 開会挨拶
08:40-09:05 ベトナムにおける化学物質対策 化学物質のリスク管理について ベトナム国天然資源・環境省
09:05-09:30 残留化学物質について ベトナム国天然資源・環境省
09:30-10:00 化学品法について ベトナム国工商省
10:00-10:20 質疑応答
10:20-10:35 休憩
10:35-11:35 日本の化学物質管理の歴史と法制度の枠組み ・第3次環境基本計画における化学物質対策への取組・環境モニタリングについて
・化学物質審査規制法の枠組みと基本理念
・PRTRについて
・POPs廃農薬の処理について
・日本の国際的な取組(POPs、GHS、SAICM、OECD等)
日本国環境省環境保健部化学物質審査室
11:35-12:00 質疑応答
12:00-13:00 昼食
13:00-14:30 化学物質の有害性評価 ・化学物質審査規制法における生態毒性試験
・ダイオキシンの生態影響評価
・GLP制度
(独)国立環境研究所環境リスク研究センタ-
14:30-15:00 質疑応答
15:00-15:15 休憩
15:15-16:30 意見交換会
16:30-16:40 閉会挨拶
連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課化学物質審査室
直通:03-5521-8253
代表:03-3581-3351
室長    瀬川 恵子(内線6309)
室長補佐 小岩 真之(内線6324)
担当    中内 晶 (内線6329)