報道発表資料
環境省は、平成24年2月20日(月)に、京都教育文化センター(京都府京都市)において、自然地域のトイレにおける適切なし尿処理技術の普及を図ることを目的に、「自然地域し尿処理技術セミナー」を開催いたします。
- 1 趣旨
- 環境省では、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観 的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その 環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の普及を促進し、 環境保全と環境産業の発展に資することを目的に「環境技術実証事業」を平成15年 度より実施しています。
- このうち、自然地域し尿処理技術分野では、自然地域の環境保全に資する適切なし尿処理技術の普及促進を目的に、 洗浄水や処理水を原則として公共用水域等に放流・排水しない「非放流式」のし尿処理技術を対象にした実証試験を実施してきており、 このほど、その成果をまとめた技術選定のためのガイドブックを作成しました。
- 今回、そのガイドブックに基づき、し尿処理技術の選定から維持管理までを各分 野の専門家により解説するとともに、技術開発者とユーザーとの情報交流・意見交換を行う「自然地域し尿処理技術セミナー」を下記のとおり開催いたします。
- 2 開催概要
- 開催日時: 平成24年2月20日(月)13:00~17:00
- 開催場所: 京都教育文化センター 会議室103号
- (京都府京都市左京区聖護院川原町4-13)
- 対象: 地方公共団体、山小屋事業者、技術開発者等、自然地域し尿処理技術に関心のある方
- 定員: 100名程度(先着順)
- 参加費: 無料
- 申込方法: 参加申込書を問合わせ先(事務局)宛にFAXまたはE-mailにて送付
- 申込締切: 平成24年2月17日(金)17時まで(定員になりしだい締切り)
- 問合せ先: 特定非営利活動法人 山のECHO (担当:永原)
- (事務局)〒105-0004 東京都港区新橋5-5-1 IMCビル新橋9F
- TEL 03-6809-1518 FAX 03-6809-1412
- e-mail :etv23@yama-echo.org
- 3 開催内容
- タイトル:平成23年度環境技術実証事業 自然地域し尿処理技術セミナー
- ~トイレ技術の選定から維持管理まで~
- 1 自然地域トイレし尿処理技術の概要
- 河村清史(埼玉大学大学院理工学研究科 教授)
- 2 し尿処理技術のタイプ別特徴
- 桜井敏郎((社)神奈川県生活水保全協会 理事)
- 3 技術選定の検討フローと諸条件
- 岡城孝雄((財)日本環境整備教育センター 企画情報グループグループリーダー)
- 4 京都府における自然地域トイレの整備事例
- 山田政則(京都府自然環境保全課 副課長)
- 5 自然エネルギーの導入とその留意点
- 木村茂雄(神奈川工科大学機械工学科 教授)
- 6 設計者の視点からの留意点
- 相野谷誠志((株)蒼設備設計 課長)
- 7 維持管理の重要性と実施事例
- 吉田直哉(神奈川県自然環境保全センター自然公園課 主査)
- 穂苅康治(槍ヶ岳観光(株) 代表取締役)
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境整備担当参事官室
直通 :03-5521-8281
代表 :03-3581-3351
参事官 :大庭 一夫(6450)
参事官補佐 :番匠 克二(6452)
担当 :広野 行男(6455)