報道発表資料

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2011年11月25日
  • 再生循環

平成23年度有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークワークショップの開催について(お知らせ)

 11月29日(火)~12月1日(木)に、平成23年度有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークワークショップを中国・シンセンにて開催します。本ワークショップでは、有害廃棄物の不法輸出入防止に関する各国の取組状況の報告、バーゼル条約第10回締約国会合の結果、有害廃棄物の環境上適正な管理、不法越境移動対策のためのネットワーク間の連携について議論を行う予定です。

1背景

 有害廃棄物の不法輸出入防止に関するアジアネットワークは、有害廃棄物の不法輸出入防止のため、各国のバーゼル条約実施能力の向上及び関係国間の情報交換体制(ネットワーク)を整備することを目的として環境省が2003年に提唱し、ワークショップの開催(今回が8回目)やウェブサイトの構築(https://www.env.go.jp/en/recycle/asian_net/)を通じて、各国の規制情報の提供、有害廃棄物の不法輸出入情報や適正な輸出入の取組事例等に関する情報交換を行っています。
 今回のワークショップにおいては、本年10月に開催されたバーゼル条約第10回締約国会合における主要な決議を踏まえて、バーゼル条約上の最新動向やアジア地域で取組むべき活動等について、各国のバーゼル条約担当官と情報交換や議論を行う予定です。

2ワークショップの概要

(1)日程

平成23年11月29日(火)~12月1日(木)

(2)場所

中国・シンセン

11月29日~12月1日:ワークショップ
12月1日:施設見学

(3)主催

日本環境省、バーゼル条約アジア太平洋地域調整センター(中国)

(4)後援

中国環境保護部

(5)参加者(予定)

アジア11カ国(インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、中国(香港含む)、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、日本)のバーゼル条約担当官
関係機関:バーゼル条約事務局、バーゼル条約地域事務所(インドネシア)、EU(IMPEL 1)他

(6)議題

バーゼル条約に基づく活動状況報告
バーゼル条約第10回締約国会合の結果
有害廃棄物の環境上適正な管理
不法越境移動対策のためのネットワーク間の連携

(7)期待される成果

 各国におけるバーゼル条約に関する取組状況、バーゼル条約第10回締約国会合の主要結果に対する今後の取組、環境上適正な管理に関する事項について各国間で議論を行い、議長総括を取りまとめる予定。


1 Implementation and Enforcement of Environmental Law

連絡先
環境省廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
直通:03-5501-3157
代表:03-3581-3351
室長:吉田 一博(内線:6881)
担当:本多 俊一(内線:6885)
担当:彦坂 早紀(内線:6886)