シンポジウム「温室効果ガス排出量の算定・検証を巡る動向と日本におけるグッドプラクティスの紹介」の開催について（お知らせ）

タイトル

シンポジウム「温室効果ガス排出量の算定・検証を巡る動向と日本におけるグッドプラクティスの紹介」

背景と目的

　EU、米国、オーストラリア、そしてアジアの各地域において、GHG排出量の算定・報告・検証（MRV）に関する制度設計や取組が進展しています。日本においても、企業単位でのGHG排出量の算定・報告が義務化されるとともに、地方自治体レベルでの排出量取引制度も導入され始めています。また、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトに代表されるように、企業の地球温暖化対策に対するステークホルダーの関心は、ますます高まる傾向にあります。
　企業活動がますますグローバル化する中、国際動向を踏まえながら自社のGHG排出量を適切に算定することは、さらなる成長を目指す企業の地球温暖化リスク（カーボンリスク）対策の第一歩であると考えます。
　以上を踏まえ、本シンポジウムでは、企業における地球温暖化対策のご担当者の方々に対して、GHG排出量のMRVを巡る国際動向と、日本国内におけるGHG排出量のMRVに関するグッドプラクティスをご紹介することを通じて、企業におけるMRVのお取組の促進や継続的改善にお役立ていただくことを目的としています。

日時

平成23年12月20日（火）　13：30-17：00（13：00開場）

場所

東京コンファレンスセンター品川　大ホールB　http://www.tokyo-cc.co.jp/access.html

参加費

無料

定員

150名（先着順）

参加対象者

　企業のGHG排出量算定ご担当者、環境・CSR部門ご担当者を始め、企業等において温室効果ガスの算定等に取り組む実務者の方々を広く対象としています。

プログラム（※変更の場合あり）

13：30

１．

開会挨拶
上田康治（環境省　地球環境局　地球温暖化対策課　市場メカニズム室長）

13：40

２．

GHG排出量の算定・報告・検証（MRV）を巡る国際基準と各国制度の動向
山口　匡氏（有限責任監査法人トーマツ　エンタープライズリスクサービス　シニアマネジャー）

14：40

休憩

14：55

３．

日本企業におけるGHG排出量MRVのグッドプラクティス（１）
石井　真由美氏（株式会社ＬＩＸＩＬ　環境経営推進部　環境マネジメントグループ）

15：30

４．

日本企業におけるGHG排出量MRVのグッドプラクティス（2）
立松　勝氏（住友軽金属工業株式会社　名古屋製造所　設備部担当部長）

16：05

５．

検証機関からみた日本企業のGHG排出量MRV
飯尾　隆弘氏（ロイド　レジスター　クオリティ　アシュアランス　リミテッド　EMS/GHGマネジャー
LRQA主任審査員/GHG主任検証員）

16：40

６．

質疑応答（またはインタビュー）
プログラム２～５のスピーカーによる質問回答

17：00

７．

閉会