報道発表資料

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1998年07月08日

第4回日韓環境保護協力合同委員会の結果について

平成5年6月に締結された日韓環境保護協力協定に基づく第4回日韓環境保護協力合同委員会が、7月6日(月)~7日(火)ソウルにおいて開催され、日韓両国の環境問題とその取組についての情報交換とともに、気候変動や酸性雨対策に関して日韓両国での取組を強化していくことが確認された。また、本協定下における今後の具体的な協力案件の協議方法について意見交換が行われ、今後新たな具体的協力プロジェクトの実施に向けた意見交換等を行うこととなった。

1.開催概要

日時

7月6日(月)~7日(火)
場所 韓国外交通商部(ソウル)
参加機関
日本側) 外務省、環境庁
韓国側) 外交通商部、環境部、海洋水産部、海洋警察庁、科学技術部、気象庁、農林部、産業資源部

 なお、環境庁からは地球環境部企画課薄木調査官他1名が参加した。

2.結果

 同会議においては、日韓両国の環境問題とその取組、特に近年の環境保護活動及び政策の進展について紹介され、今後日韓環境保護協力協定の下において、両国間の協力が一層促進されるよう努力することにつき、意見の一致がみられた。
 ことに、気候変動、有害物質、酸性雨対策及び北西太平洋地域における海洋保全等に関するこれまでの両国での取組をさらに推進するべく、協力を強化していくことが確認された。
 なお、具体的な協力プロジェクトについては、今回の会合では議論されなかったが、今後新たな個別プロジェクトの実施に向けた意見交換等を行い、本年秋頃の合意に向けて取組を行っていくこととなった。

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課環境協力室
室長   :後藤 正之(6742)
 室長補佐 :辻   昌美(6744)
 担当   :石原  肇(6745)