報道発表資料

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2011年07月21日
  • 自然環境

企業とNGO/NPOの協働による世界の森林保全活動情報サイト「フォレストパートナーシップ・プラットフォーム」の開設について(お知らせ)

 環境省では、世界の森林が減少・劣化を続けるなか、その保全に貢献したいと考えている企業と、海外で保全活動を行っているNGO/NPO等との連携を促進し、世界の森林の保全活動を推進することを目的として、企業とNGO/NPO等の協働による世界の森林保全活動情報サイト「フォレストパートナーシップ・プラットホーム」を7月21日に開設します。

1.目的

 世界の森林面積は約40億ヘクタールで全陸地面積の約31%を占めていますが、年々減少を続けており、純消失面積は年間520万ヘクタールにものぼります(「世界森林資源評価2010」:国連食糧農業機関)。こうしたなか、CSR(企業の社会的責任)意識の高まりもあり、森林保全活動への取組が企業の間でも広まってきています。しかし、海外での森林保全活動には、適切な技術や地元コミュニティ等との調整、森林成立までの中長期的な計画の策定など、多くの課題があります。
 一方、日本の環境NGO/NPOには、海外の森林保全活動に取り組み、地元のコミュニティや自治体とネットワークを築いて成果を上げてきた団体があります。しかし、これらのNGO/NPO等が課題とするのは資金不足であり、不安定な活動を余儀なくされています。
 このため、企業とNGO/NPO等が連携してこれらの課題を相互に補完することで、より効果的で効率的な森林保全活動が可能になると考えられることから、企業とNGO/NPO等の連携を促進すべく、企業やNGO/NPOのデータベース、優良事例などの連携を検討する際に参考となる情報を提供するプラットフォームを開設いたします。

2.フォレストパートナーシップ・プラットフォームの概要

(1)コンテンツ内容

世界の森林とその保全
世界の森林はいま
森林のさまざまな役割
森林保全のさまざまな方法
森林保全と企業
企業に求められる環境活動の拡大
企業にとっての森林保全活動の位置づけ
パートナーシップによる森林保全
NGO/NPOとのパートナーシップ
パートナーシップの優良事例
海外のパートナーシップの事例
パートナーシップ成功の秘訣
森林保全の方法と留意点
森林保全活動にかかる費用
森林保全活動の評価
森林保全活動に関するガイドライン
事例とデータベース
企業による森林保全活動の事例
NGO/NPOによる森林保全活動の事例
企業・NGO/NPOデータベース
参考サイト

(2)機能

データベース機能

 森林保全活動に取り組む企業97社、NGO/NPO41団体の基本情報及び活動内容をデータベース化。

検索機能

「企業/団体名」「活動地域」「活動分類」等による検索機能

(3)ホームページアドレス

https://www.env.go.jp/nature/shinrin/fpp/(7月21日開設)

3.問い合わせ先

環境省自然環境局自然環境計画課
 TEL:03-3581-3351(内線6978)
 FAX:03-3591-3228
 電子メール:shinrin-sabaku@env.go.jp
 担当:高柳、森

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
直通:03-5521-8274
代表:03-3581-3351
課長:塚本 瑞天(内6430)
課長補佐:高柳 威晴(内6978)
担当:森 有希(内6978)