報道発表資料

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2000年09月11日

森林と持続可能な開発に関する国際会議「森林の価値」の開催について

本年10月12日(木)及び13日(金)、森林の多様な価値に注目し、今後の研究及び森林政策の方向付けを行うことを目的として、「森林と持続可能な開発に関する国際会議:森林の価値」が国連大学の主催、環境庁及び森林と持続可能な開発に関する世界委員会(WCFSD)などの共催で開催される。
(1)日程・場所

平成12年10月12日(木) 9:00-17:50・13日(金) 9:00-18:00
国際連合大学本部国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)

(2)主催:国際連合大学
共催:環境庁
森林と持続可能な開発に関する世界委員会(WCFSD)
林野庁

(3) 主要参加者:海外オーラ・ウルステン(スウェーデン元首相)
ハンス・ファン・ヒンケル(国連大学学長)
ジョージM.ウッドウェル(ウッズホール研究センター所長)
ほか
国内広中和歌子(WCFSD委員、参議院議員)
鈴木基之(国連大学副学長)
宮脇昭((財)国際生態学センター所長)
C.W.ニコル(ナチュラリスト)
大國昌彦(王子製紙株式会社代表取締役社長)
ほか

(4)プログラム概要(詳細は別添プログラムをご覧ください。)
10月12日(木)
開会(挨拶:川口順子国務大臣・環境庁長官ほか)
基調講演オーラ・ウルステン(スウェーデン元首相)
マッティ・パロ(フィンランド森林研究所プログラムディレクター)
セッション1:森林の歴史的価値-歴史から何が学べるか?
セッション2:森林の生態学的価値-森林生態系と生物多様性の保全
セッション3:森林の経済的価値-地域住民への経済的影響

10月13日(金)
セッション4:森林価値の保護・強化のための取り組み
-持続可能な森林経営と森林政策
セッション5:森林の価値の評価
-森林が持つ複雑な価値をいかに評価するか?
セッション6:今後の展望-期待とニーズ
-森林研究と環境および「森林国際年」の提案

(5)申込方法
 プログラムに添付されている申し込み用紙に、氏名、住所等を明記のうえ、下記まで郵送、ファックス又は電子メールにてお申し込みください。
 申込締切:10月6日(金)

(6)連絡先
地球環境パートナーシッププラザ「国連大学森林会議担当」
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70
TEL:03-3407-8107 FAX:03-3407-8164 電子メール:hshimizu@geic.or.jp

参考:「森林と持続可能な開発に関する世界委員会」(WCFSD)について
 1994年、各国元首脳によって構成されるOBサミットにおいて、森林問題に関する世界規模での賢人会議として設立が提案された。スウェーデン元首相のオーラ・ウルステンとインドネシア元人口環境大臣のエミル・サリムを共同議長とし発足。世界24ヶ国の、政治、政策、科学、林業分野で活躍する個人で構成。日本からは、広中和歌子議員が委員として参加。
 委員会では、5大陸(ユーラシア、アジア、アフリカ、南米、北米)で公聴会を開催し、1999年に報告書「OurForests,OurFuture」をまとめた。

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部環境保全対策課
課 長 : 竹本和彦(6740)
 担 当 : 三宅雄士(6760)