報道発表資料
第13回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM13)が4月28日(木)、29日(金)に韓国釜山にて開催されることになりましたのでお知らせいたします。
今回の会合では、3カ国の国内環境政策の紹介を行うとともに、気候変動対策、黄砂等の越境汚染対策などについて議論を行い、共同コミュニケの採択を予定しています。また、学生フォーラム、ビジネスフォーラムを開催し、各国大臣との対話を行います。
1.背景
日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM= Tripartite Environment Ministers Meeting)は、北東アジアの中核である日本・中国・韓国の三カ国の環境大臣が一堂に会し、本地域及び地球規模の環境問題に関する対話を行い、協力関係を強化するため、1999年(平成11年)から毎年各国持ち回りで開催しています。(昨年は5月に北海道で開催)
これまでのコミュニケ等については、以下のウェブサイトを御参照ください。
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- TEMM公式ウェブサイト https://www.tcs-asia.org/en/cooperation/overview.php?topics=15
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- 日本語解説サイト https://www.env.go.jp/earth/coop/temm/introduction_j.html
2.日程(予定)
- 4月28日(木)
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- 夕
- 日韓バイ会談、日中バイ会談
- 夜
- 釜山市長主催夕食会
- 4月29日(金)
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- 午前
- 日中韓三カ国環境大臣会合
- 昼
- 三カ国共同コミュニケ署名式、共同記者会見
3.開催場所
韓国・釜山
4.議題
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- 3カ国の国内環境政策の紹介
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- 地球規模及び地域環境課題に関する主要な政策
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- 気候変動対策
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- 黄砂等越境汚染対策
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- 有害廃棄物の不法越境移動防止対策
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- 渡り鳥が関係する鳥インフルエンザ対応 等
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- 三カ国の共同行動計画の進捗評価
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- 学生フォーラム、ビジネスフォーラムとの対話
5.二国間会議
中国・韓国とはそれぞれバイ会談を行う予定であり、中国とは、大気汚染物質と温室効果ガスの排出削減に関する「コベネフィット研究とモデル事業(フェーズ2)の協力実施に関する覚書」及び「農村地域等におけるアンモニア性窒素等総量削減事業協力実施に関する覚書」の二つの覚書を締結する予定(いずれもこれまでの協力を更新するもの)。
6.その他
参加者については、追ってお知らせいたします。
- 連絡先
- 環境省地球環境局国際連携課国際協力室
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8248)
室長:新田 晃(内:6765)
室長補佐:長谷川敬洋(内:6761)
担当:加瀬 武之(内:6764)
溝口 恵子(内:6764)