報道発表資料

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2011年02月14日
  • 地球環境

樋高環境大臣政務官の韓国出張の結果について

 樋高環境大臣政務官は、2月11日(金)~2月12日(土)にかけて、韓国に出張し、政府要人等と会談するとともに、環境関連施設の視察を行いました。

1.要人等との会談の概要

(1)キム・サンヒョプ緑色成長環境大統領秘書官との会談

 樋高政務官から、日本では新成長戦略においてグリーン・イノベーションを筆頭に掲げていることを紹介し、キム秘書官は、韓国ではグリーン成長を韓国の新しい国家ビジョンと位置づけ、国家政策として取り組んでいることを説明しました。グリーン成長に向けて日韓の協力を具体的に進めることが重要との認識を共有しました。また、排出量取引制度や地球温暖化対策税等の気候変動対策について意見交換をしました。

(2)ハン・スンス・グローバルグリーン成長研究所(GGGI)理事長(元国務総理)との会談

 グリーン成長について、気候変動対策につながるものであり、新たなパラダイムとして重要であること等について意見交換をしました。また、日中韓の緊密な連携によるグリーン成長の取組が重要であるとの認識を共有しました。

2.その他

 今回の出張において、樋高環境大臣政務官は、ペ・ソングン昌原大学校教授(韓国廃棄物資源循環学会会長)、チェ・スクジン梨花女子大学教授(元韓国環境教育学会会長)ら韓国の有識者と会談をしました。
 また、東大門環境資源センター(食品廃棄物の嫌気性消化・発電、一般ゴミの選別・圧縮等を実施)を視察しました。

連絡先
環境省地球環境局国際連携課国際協力室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8248
室長:新田 晃(内線:6765)
室長補佐:長谷川 敬洋(内線:6761)
担当:安川 和孝(内線:6767)