報道発表資料
- 「再生砕石に混入するアスベスト対策について」(平成22年9月9日 厚生労働省、国土交通省及び環境省)に基づき、都道府県、労働基準監督署等が、再生砕石へのアスベスト含有建材の混入防止を図るため、解体現場及び破砕施設へのパトロール等を実施しました。(別紙[PDF 156KB])
- パトロール等を実施した解体現場及び破砕施設において、それぞれ関係法令に係る不適正事例を発見しましたが、各現場及び施設の監督官庁において、適正処理等を指示し、改善させました。また、併せて再発防止に係る指導を行いました。
- 引き続き、国として関係機関と連携し、法令遵守について継続した指導を行うなど、再生砕石へのアスベスト混入防止のための取組みを進めます。
1 解体現場に関するパトロール等の実施結果
(1) 建設リサイクル法等に関するパトロール
- ○ 実施期間:
- 平成22年9月~10月
- ○ パトロールを実施した現場数:
-
- ・ 都道府県等の建設部局及び環境部局、労働基準監督署の3者が合同で実施(A)
- 1,843箇所
- ・ 都道府県等の建設部局が実施した、分別解体等に係るもの(B)
- 9,316箇所
- ・ 都道府県等の環境部局が実施した、再資源化等に係るもの(C)
- 4,672箇所
- (注 (A)は(B)(C)それぞれの内数)
- ○ 石綿含有建材に係る助言等を行った件数
-
- ・ 建設リサイクル法第14条(分別解体等の適正な実施)に基づく助言・勧告
- 5件
- ・ 建設リサイクル法第19条(再資源化等の適正な実施)に基づく助言・勧告
- 1件
- ・ 石綿予防規則に基づく指導
- 172件
(2) 廃棄物処理法に関する立入検査
- ○ 実施期間:
- 平成22年4月~10月
- ○ 立入検査を実施した現場数:
- 11,089箇所
- ○ 石綿含有廃棄物に係る不適切事例に対し指導を行った件数:
- 33件
2 破砕施設(産業廃棄物の処理施設)に関する立入検査の実施結果
廃棄物処理法に基づく立入検査
- ○ 実施期間:
- 平成22年4月~10月
- ○ 立入検査を実施した施設数:
- がれき類の破砕施設(5,434施設)のうち、4,350施設
- ○ 石綿含有廃棄物に係る不適切事例に対し指導を行った件数:
- 52件
(以上)
添付資料
- (別紙) [PDF 155 KB]
- (参考資料1) [PDF 147 KB]
- (参考資料2、3) [PDF 252 KB]
- (参考資料4) [PDF 113 KB]
- (参考資料5) [PDF 1.5 MB]
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5501-3156)
課長:廣木 雅史(内:6871)
課長補佐:谷口 和之(内:6873)
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
(直通:03-5501-3153)
室長:森下 哲(内:6831)
室長補佐:酒井 輝久(内:6853)
環境省水・大気環境局大気環境課
(直通:03-5521-8292)
課長:山本 光昭(内:6530)
課長補佐:手島 裕明(内:6537)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成22年9月9日
- 再生砕石に混入するアスベスト対策について(お知らせ)