報道発表資料

この記事を印刷
2010年12月20日
  • 再生循環

第3回バーゼル条約コンピュータ機器廃棄物パートナーシップ会合結果について(お知らせ)

 12月13日(月)~12月16日(木)に、第3回バーゼル条約コンピュータ機器廃棄物パートナーシップ会合が中国・北京にて開催されました。本会合では、コンピュータ機器廃棄物に関する修理・改修や資源回収、越境移動に関する技術ガイドラインの策定、現状調査、意識啓発活動に関するプロジェクト等に関して議論が行われ、今後も継続的にプロジェクトを実施していくことになりました。

1 日程

12月13日(月)~12月16日(木)

2 場所

中国・北京

3 主催

バーゼル条約コンピュータ機器廃棄物パートナーシップ作業グループ

4 後援

環境省

5 参加者

バーゼル条約締約国:カナダ、韓国、スイス、スウェーデン、中国、ドイツ、日本、ベルギー、マリ、ヨルダン
バーゼル条約署名国:アメリカ
バーゼル条約地域事務所:南アメリカ地域センター(アルゼンチン)、中央アメリカ・メキシコセンター(エルサルバドル)、アジア太平洋地域調整センター(中国)、東南アジア地域センター(インドネシア)、テヘランセンター、中央ヨーロッパ(スロバキア)、アフリカ地域センター(ナイジェリア)、フランス語圏内アフリカ地域センター(セネガル)
産業界:スクラップ・リサイクル業協会、国際リサイクリング協会
国際機関:バーゼル条約事務局、国際労働機関
その他:国立環境研究所等

6 主な議題

(1)開会及びコンピュータ機器廃棄物パートナーシップ会合に基づく活動状況報告

 中国環境保護省汚染制御司長、バーゼル条約事務局長、吉田適正処理・不法投棄対策室長(代読同室本多)、清華大学環境科学系教授からの開会挨拶に引き続き、コンピュータ機器廃棄物パートナーシップの活動や来年10月に開催予定のバーゼル条約締約国会合までの今後の活動計画について議論が行われました。

(2)各プロジェクトグループにおける活動報告

 以下の各プロジェクトグループで作成されている技術ガイドラインについて、その作成状況の確認や内容について議論を行い、次回締約国会合での採択に向けて引き続き作成作業を進めていくことになりました。また、ガイドラインやパートナーシップ活動をより進めるために、途上国におけるコンピュータ機器廃棄物の環境上適正管理に関する意識啓発活動を行うことが合意されました。

使用済みコンピュータ機器の修理・改修
コンピュータ機器廃棄物からのマテリアル回収・リサイクル
インフォーマルセクターコンピュータ機器廃棄物の回収・管理
使用済みコンピュータ機器の越境移動

(3)施設見学

 北京市の電気電子機器廃棄物施設において、コンピュータ機器廃棄物等のリサイクル施設見学を行いました。

連絡先
環境省廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課適正処理・不法投棄対策室
直通:03-5501-3157
代表:03-3581-3351
室長:吉田 一博(内線:6881)
担当:本多 俊一(内線:6885)
担当:彦坂 早紀(内線:6886)