報道発表資料

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2010年12月17日
  • 水・土壌

日本海沿岸地域等への医療系廃棄物の漂着状況について(お知らせ)

 近年、日本海沿岸地域を中心(青森県~鹿児島県)として、医療系廃棄物が多数漂着していることが確認されています。11月30日現在で、これらの漂着物は、合計約28,000個に上っており、言語表記が確認できた約3,500個のうち1,700個以上に中国語、1,600個以上にハングル等の表記が見受けられました。
 環境省では、今後とも医療系廃棄物の漂着状況について引き続き情報を収集していく予定です。

1.経緯

(1)
9月下旬、島根県から環境省に対し、医療系廃棄物の漂着が見られるとの情報提供がありました。
(2)
この情報を受け、環境省から関係都道府県の廃棄物行政主管課に対し、海岸管理者等と密に連絡を図り、住民等に対する注意喚起を行うとともに漂着状況の情報提供を依頼していたところです。
(3)
今般、11月30日現在の漂着状況の結果を取りまとめましたのでお知らせします(別添)。

2.調査結果

 漂着した医療系廃棄物は、日本海沿岸地域を中心(青森県~鹿児島県)として、11月30日現在で約28,000個以上に上っており、言語表記が確認できた約3,500個のうち1,700個以上に中国語、1,600個以上にハングルの表記が見受けられました。
 また、品目については、薬瓶(アンプル、バイアルを含む)が約16,000個、注射器が約2,700個となっています。

3.今後の対応

 環境省としては、今後とも医療系廃棄物の漂着状況について引き続き実態を把握するとともに、関係省庁と連携し、外交ルート等を通じて、情報を収集し、必要な申入れを行っていく予定です。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室
直通:03-5521-9025
代表:03-3581-3351
室長:森 高志(内線6630)
室長補佐:宮元 康一(内線6631)
担当:中村 祥(内線6633)

環境省廃棄物・リサイクル対策部 廃棄物対策課
課長:徳田 博保(内線6841)
課長補佐:村山 浩稔(内線6845)
担当:播磨 哲平(内線6848)

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